厳格な制限が不可欠
最悪の影響を回避できる唯一の方法は、既存の衛星と将来打ち上げられる衛星の総数を10万基前後に制限することだと、エノーは主張している。さらにエノーは、衛星の実視等級を7等より暗くしなければならないとも強調している。これは、街明かりや月明かりのない暗い空の下でも依然として肉眼では見えないほどだという。Astronomy誌によると、スターリンク衛星の場合、打ち上げ直後はとても明るくなる可能性があるものの、運用軌道に達すれば通常は5.5等まで暗くなる。
スペースXとReflect Orbitalの両社は、それぞれ打ち上げ許可を求めて米FCC(連邦通信委員会)に申請書を提出している。ESO渉外担当局のベティ・キオコは「FCCには、Reflect Orbitalに関するパブリックコメントが1800件以上、スペースXの申請に関しては1500件近くが寄せられている」として「決定権は現在、FCCにあり、こちらは両社の申請に対してFCCがどのような決定を下すかを見守っている。光学天文学にとってこれは存続にかかわる脅威であり、規制当局も共通の認識を持っていることを期待している」と述べている。


