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2026.08.21 09:15

理不尽な炎上案件を再現、AI相手に火消し学ぶロールプレイ研修Sparr

スタディメーター公式ホームページより

スタディメーター公式ホームページより

研修で学んだ知識を活かすには、場数を踏まなければならない。しかし実際の現場では失敗は許されず、また習得した知識が応用できる場面に都合よく遭遇するとも限らない。そこで、ロールプレイングなどのシミュレーションが役に立つ。現在はAIキャラクターを相手に何度でも繰り返し体験できるようになったが、スタディメーターは、部署も思惑も性格も異なる3人の人物を相手にトラブル案件を処理するという、現実的な状況を体験できる最新のAIロールプレイ研修システム「Sparr」(スパー)を正式公開した。

Sparrには、スタディメーターが用意したシナリオですぐさま試すことができるSaaS版と、オープンソースソフトウェア(OSS)をダウンロードして、自社の業務に適合する独自シナリオを登録できるOSS版とが用意されている。たとえば、SaaS版のシナリオにはこんなものがある。自社開発した社内経費精算システムのUAT(ユーザー受け入れテスト)の実施中に、経理から数が合わないので至急対応してほしいと苦情が入る。これを受けて、社内情報システム部とDX推進部の人間と話をしながら資料を読み込み、最適な対処を行うというものだ。

実際の現場では、いくつもの関係部署の人間と話をすり合わせながら対策を進めなければならない。各担当者はそれぞれに思うところがあり、調整の腕が試されるというわけだ。最後に得点が示される。

「プロジェクトマネージャーのヤバい1日」のシナリオ(スタディメーター公式ホームページより)
「プロジェクトマネージャーのヤバい1日」のシナリオ(スタディメーター公式ホームページより)

これは、今年の6月に公開された同社のAIシミュレーションゲーム「プロジェクトマネージャーのヤバい1日」を汎用化して製品化したものだ。こちらは、過労で倒れた前任のプロジェクトマネージャーから、社内で「炎上」してしまったプロジェクトを引き継ぎ、火消しに回るというもの。基本的にはSparrと同じく、3人のAIキャラクターと渡り合い、資料を確認しながら進めることになる。

ユーザー部門の担当者は、現場の混乱に苛立ち、容赦なく責め立ててくる。上司は自身の体裁を気にして責任を押し付けてくる。部下は状況を尋ねても歯切れが悪く、専門用語で煙に巻いてくる、といった具合だ。

SparrのSaaS版は、登録すると無料チケットが3枚もらえる。追加チケットは1枚980円(税込)で購入が可能。OSS版は、GitHubからダウンロードができる。ただし、サーバー環境の構築と運用、生成AIのAPI利用料が別途かかる。スタディメーターでは、トライアル導入、環境構築、シナリオの制作についても相談を受け付けているということだ。

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出典:スタディメーター 話題の「炎上体験ゲーム」がついに製品化!AIロールプレイ研修システム「Sparr」をSaaS版・OSS版で正式公開
あなたは何点取れる? DXプロジェクトの「炎上」を体験できるAIシミュレーションゲーム「プロジェクトマネージャーのヤバい1日」を無料公開

文 = 金井哲夫

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