最高気温40℃以上を指す酷暑日が正式な予報用語となった今年、自宅で働く人は、当たり前だったはずの仕事場を問い直すことになった。
コワーキングスペース・レンタルオフィスのBIZcomfortが、週1日以上自宅で仕事をしているか、その経験のあるビジネスパーソン300名を対象に実施した調査が、酷暑日の働き方の実態を浮かび上がらせた。
不安の強さが分ける働く場所の選択
在宅ワーカーのうち、酷暑日に自宅で長時間働くことに不安を感じる人は64.4%にのぼった。その不安は暑さ対策の選び方に表れており、不安を感じる人と感じない人で分けると、『自宅以外で働く機会を増やす』は34.7%と3.7%で10倍近い開きがある。
一方、『自宅のエアコン使用を増やす』は50.8%と47.7%でほとんど変わらない。エアコンは不安の強さにかかわらず使われており、両者を分けるのは自宅を出るかどうかという一点になる。
仕事環境を特に変えないと答えた人も、不安を感じない層の32.7%に対し、感じる層では8.8%にとどまった。酷暑日の在宅ワークは、働く場所を移す人と、エアコンを強めて自宅にとどまる人に分かれている。

自宅にとどまる人が抱える電気代の不安
自宅にとどまる側には別の負担がのしかかる。暑さが在宅ワーク中の集中度に影響すると答えた人は70.3%、電気代への不安が昨年より増したと答えた人は68.0%だった。
この不安は集中への影響度によって大きく分かれ、暑さが非常に影響すると答えた層では90.6%が不安の増加を挙げた一方、全く影響はないとした層では21.4%にとどまる。集中を保とうとエアコンに頼るほど、電気代の重さを引き受けることになる。




