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2026.08.19 07:30

ブロードコム、AI利益率低下リスクは株価に織り込み済みか

FilipB - stock.adobe.com

市場は、まだ実現していない未来を織り込んでいるのか

市場の関心は1点に集中している。人工知能(AI)だ。ブロードコムのAI半導体売上高は直近四半期に過去最高の108億ドル(約1兆7200億円)に達し、経営陣は次四半期に160億ドル(約2兆5500億円)へ加速すると予想している。この急増する需要を支えているのは、大規模なAIインフラを構築する一部の主要顧客だ。

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同社のAIチップの四半期受注額は300億ドル(約4兆7800億円)を超え、経営陣によれば、受注の見通しは「現時点で2028年までずっと続いている」。長期的なAI協業に重点を置く姿勢は、戦略的な転換を示している。実際、一部の分析では、ブロードコムはもはや単なる半導体サイクル銘柄として自社を売り込んでいるわけではないと指摘されている。

ただし、市場が織り込んでいる可能性のある留意点がある。成長を促しているまさにその製品が、別の観点では収益性を低下させている可能性があるのだ。経営陣は、同社が手がけるカスタムシリコン(グーグル向けTPUなど)について「利益率が低い」と認めている。この部門が拡大するにつれ、会社全体の粗利益率に圧力がかかり、低下が見込まれている。営業利益率は現時点では安定しているものの、リスクは、事業の中で最も急成長している部門が最も収益性の低い部門でもある点にあり、将来の利益の質に悪影響を及ぼす可能性がある。

株価の妥当性を左右する指標は何か

議論の中心は、売上構成がAIシリコンへ大きく傾く中で、ブロードコムが全体の収益性を守れるかどうかにある。強気派の見方は、この移行に対応できる同社の確立された営業レバレッジに依拠している。弱気派は、粗利益率への圧力を先行きの弱さの兆候と見ている。この状況を明確にする決定的な数値は、連結営業利益率である。

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次四半期について、経営陣は調整後営業利益率が「売上高の約67%で安定」すると見込んでいる。利益率の低いAI部門がさらに拡大する中で、この水準を維持することが重要な課題だ。ブロードコムがAI拡大を通じてこの収益性を維持できれば、同社株のパフォーマンスはようやく事業運営上の実力に見合うものになる可能性がある。逆に維持できなければ、市場の慎重姿勢は正当だったことになる。

forbes.com 原文

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