営業用の動画や読み物媒体をAIで作った場合、どれだけの効果が見込めるのだろうか。いやその前に、AIに作らせたコンテンツは、はたしてどれほど受け入れられるのか。ある調査から、意外なことがわかった。
エンジニアプラットフォーム事業などを展開するTWOSTONE&Sons(ツーストーンアンドサンズ)は、BtoB商材の比較検討および発注業務に携わる担当者110人を対象に、コンテンツの「AIっぽさ」に関する意識調査を実施した。それによると、対象者全員が、営業コンテンツを見て、1回以上、AIで作ったものだと感じた経験があり、AIっぽさを感じる要素は、動画のAIアバターや自動生成ナレーション、広告の生成AIによる画像やイラスト、オウンドメディアの記事やコラムなどだった。

また、AIで作られたコンテンツに感じることは、中身が薄く調べればわかる程度の内容しか書かれていない、整いすぎて人の温度を感じない、具体的な事例や固有名詞がなく「ふわっと」している、同じような言い回しでテンプレっぽい、などさまざまだ。

営業コンテンツがAIで作られたものだと感じたとき、どうしたかを尋ねると、じつに49.1パーセントは、問い合わせや資料のダウンロードをする気がなくなったと答えている。また38.2パーセントは競合他社の情報を調べに行った、37.3パーセントはその企業や商材への興味が冷めたと答えている(複数回答)。

反対に、人間っぽさを感じる要素としては、一次情報や独自データ、さらに調べても得られない内容、手書きの熱量、書き手の人柄や温度感、具体的な顧客事例、現場の声、筆者の実体験、個性、独自性などがあげられた。



