「私が始めた」
――ウォーレン・バフェット、バークシャー・ハサウェイによるアルファベット投資について語る。米国時間2026年7月15日、CNBCにて
バークシャー・ハサウェイ(BRK/A、BRK/B)は米国時間8月14日、米国市場が引けたあとに2026年4〜6月期のフォーム13F(保有株式報告書)を提出した。この提出書類によって、取締役会長ウォーレン・バフェットと社長兼CEOグレッグ・アベル、投資運用担当のテッド・ウェシュラーが上場株ポートフォリオで何を売買したかを四半期ごとに確認できる。バフェットは2026年初にCEO職をアベルへ譲ったが、年次株主総会では投資機会を探し続けていると明言した。とりわけアルファベット(GOOGL、GOOG)への巨額投資を主導したのはバフェットだった。
バークシャーは株式を100%保有する事業会社を数多く傘下に置いているが、13Fが示すのは投資のうち米国上場株の部分だけである。完全子会社が形づくる幅広い事業群については、2026年4〜6月期の決算報告がより詳しい情報を伝えている。
保有株はわずか29銘柄、上位10社が資産の91%を占める
「バークシャーは、株式ポートフォリオにも事業会社と同じ資本規律という基本価値を適用している。ポートフォリオは大部分が、アップル、アメリカン・エキスプレス、コカ・コーラ、ムーディーズといった少数の米国企業に集中している。
いずれも我々がよく理解し、経営陣を高く評価し、数十年にわたって複利で価値を積み上げると見込む企業だ。この集中的な手法は今後も続き、これらの保有銘柄における売買は限定的にとどまる。ただし、ある銘柄の長期的な経済見通しに根本的な変化が見られた場合には、その保有を大幅に調整することもある」
――グレッグ・アベル、2025年度バークシャー・ハサウェイ年次株主書簡
バークシャーが抱える株式ポートフォリオは2993億ドル(約47兆5887億円)規模で、構成銘柄は29と2026年1〜3月期から変わっていない。2026年4〜6月期には上場株を198億ドル(約3兆1482億円)近く買い越した。買い付けが235億ドル(約3兆7365億円)、売却が37億ドル(約5883億円)である。
保有額が大きい順に上位5銘柄を並べると、アップル(AAPL)、アメリカン・エキスプレス(AXP)、アルファベット(GOOGL、GOOG)、コカ・コーラ(KO)、バンク・オブ・アメリカ(BAC)となる。ポートフォリオは集中度をさらに高め、上位5銘柄が全体の71.8%を占めるに至った。保有は29銘柄にすぎず、資産の91%が上位10銘柄へ集まっている。
バークシャー・ハサウェイの13F株式ポートフォリオ構成比
・アップル(AAPL):22.0%
・アメリカン・エキスプレス(AXP):17.1%
・アルファベット(GOOGL、GOOG/クラスAとクラスCの合計):12.6%
・コカ・コーラ(KO):10.9%
・バンク・オブ・アメリカ(BAC):9.2%
・シェブロン(CVX):4.7%
・オクシデンタル・ペトロリアム(OXY):4.3%
・チャブ(CB):3.9%
・ムーディーズ(MCO):3.7%
・クラフト・ハインツ(KHC):2.6%
・その他19銘柄:9.0%



