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2026.08.17 09:30

バークシャー・ハサウェイが買い越しに転換、バフェットがアルファベットを後押し

Photo by Daniel Zuchnik/WireImage

アップルは22%で据え置き、金融株は減らしても35%近く

バークシャーは2025年4〜6月期から10〜12月期にかけてアップル(AAPL)株を減らしてきたが、2026年4〜6月期は保有株数を動かさなかった。2024年に一部を売却する前、アップル株は上場株ポートフォリオで50%超を占めていた。それでも22%を保ち、依然として最大の保有銘柄である。アップル株を大量に抱えていたバークシャーは、かつてテクノロジー株の構成比が高かった。だが2024年以降に売却を進めた結果、S&P500と比べたテクノロジー株の構成比は低い水準へ落ちた。2026年4〜6月期にアルファベット株を大幅に買い増したため、コミュニケーション・サービスはS&P500を大きく上回る構成比となっている。

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バンク・オブ・アメリカ(BAC)など金融株を2026年4〜6月期も減らし続けたが、金融セクターは資産全体で35%近くを占め、S&P500と比べた構成比は依然として最も高い。上位5銘柄にオクシデンタル・ペトロリアム(OXY)とクラフト・ハインツ(KHC)が加わることで、生活必需品とエネルギーもS&P500を大きく上回る構成比が続く。バークシャーはオクシデンタルについて発行済み株式の26.7%を握っており、シェブロンと合わせるとエネルギーセクターは構成比が大きく膨らむ。オクシデンタル株買い増しの理由とみられる点は、別稿でより深く分析している。上場している公益株は引き続き一つも持っていない。ただし完全子会社には鉄道大手バーリントン・ノーザン・サンタフェ(BNSF)が含まれ、バークシャー・ハサウェイ・エナジー(BHE)を通じて規制下にある電力・ガス事業やパイプラインを複数抱えている。

セクター別に見たバークシャー株式ポートフォリオ

バークシャー13Fポートフォリオ(2026年4〜6月期)とS&P500の構成比

金融:34.6%/S&P500は12.2%

情報技術:23.0%/S&P500は37.8%

生活必需品:14.5%/S&P500は4.5%

コミュニケーション・サービス:13.6%/S&P500は9.5%

エネルギー:10.3%/S&P500は3.3%

資本財・サービス:1.8%/S&P500は8.7%

ヘルスケア:1.7%/S&P500は9.0%

一般消費財・サービス:0.4%/S&P500は9.1%

素材:0.2%/S&P500は1.8%

公益事業:0.0%/S&P500は2.1%

不動産:0.0%/S&P500は1.8%

日本の5大商社は出資比率が最大10.8%、13Fには載らない

13Fに海外保有分は含まれない。バークシャー・ハサウェイは2020年8月末、日本を代表する5大商社について約5%ずつ株式を取得したと最初に公表した。対象は伊藤忠商事、丸紅、三菱商事、三井物産、住友商事である。アベルの年次書簡によれば、5社に対する出資比率は9.7〜10.8%となり、2025年末時点で合計評価額は350億ドル(約5兆5650億円)を超えた。アベルは2023年にバフェットとともに来日し、5社の経営陣と面会している。年次株主書簡では、これらの株式を「重要性でも長期的な価値創造機会でも、米国の主要保有銘柄に匹敵する」と評した。

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