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2026.08.17 18:00

心理学者が解説、知能の高い人の趣味は「読書」 1300件の研究で判明

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読書に関する注意点

読書について語られることの多くは、厳密に検証すると持ちこたえられない。たとえば、小説を読むと「心の理論」、つまり他者が何を考え、感じているかを推測する能力が鋭くなる、という広く繰り返されてきた知見がある。70件の実験を統合し、2024年に『Journal of Experimental Psychology: General』に掲載された研究では、その効果は実在するものの小さく、共感とメンタライジングに限られ、未発表研究よりも発表済み研究で明らかに大きいことが示された。これは、世間に広まった説とはかなり隔たりがある。

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読書はサプリメントのように機能するものでもない。小説を何冊も読めば推論力のスコアが上がる、と期待すべきではない。証拠が支持しているのは、もっとゆっくりした、劇的ではない変化である。つまり、言語と知識の蓄積が広がり、新しい情報を吸収しやすくなるということだ。

加えて、素材の「まじめさ」は人々が思うほど重要ではない。どんな正典的な読書リストよりも、量と多様性のほうが大きな働きをする。また、2022年に『Review of Educational Research』に掲載された研究では、文章を読む場合と聴く場合で理解度はおおむね同等だと示されており、オーディオブックも読書に含めてよい。ただし、文章が本格的な推論を求める場合には、読むことにわずかな優位性があった。

読書の根底にある特性

読書が他の趣味よりも繰り返し現れる理由を説明するのに役立つ概念がある。心理学者はそれを「認知欲求」と呼ぶ。努力を要する思考を求め、それを楽しむ比較的安定した傾向のことだ。1300件以上の研究を統合し、2023年に『Proceedings of the National Academy of Sciences』に掲載された研究では、この種の特性は、生の推論力よりも、知識に基づく知能の側面とより大きな関連を示すことがわかった。その傾向は、馬力そのものというより、誰にも求められていないときにその馬力をどれほど自然に使うかに関わっている。

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この特性が高い人たちは、自分を向上させるために読んでいるわけではない。答えのない問いが少し気になり、本がそれを和らげてくれるから読むのだ。その趣味は、何も予定のない夜にその気質が姿を現したものなのである。

そう考えると、この問いの本質は変わってくる。目標は、脳を最も厳しく鍛える活動を見つけることではなかった。人生全体に広がる知能とは、求められたときに難問を解くことというより、誰にも確認されなくなってからも新しい材料を取り込み続けることに近い。

要点は、読むべきページ数でも、意欲的な読書リストでもない。最も信頼できる知的習慣は、同時に最も負担の少ないものの1つであるということだ。だからこそ、多くの人がそれを手放してしまうのだろう。

forbes.com 原文

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