S&P500入りで急騰しても、上昇分を保てない銘柄が過去に存在
指数採用で生じる買い需要が、株価をどこまで押し上げ、どこまで持続するかは銘柄によって異なる。
チャールズ・シュワブによると、テスラ株は採用が発表される前日から2020年12月に組み入れられるまでに60%上昇した。指数入りを材料とした値上がりとしては過去最大級だ。 一方、企業向けクラウドソフトを手がけるワークデイ(Workday)は、採用の発表を受けて株価が9%上昇したものの、2024年12月に組み入れられた後は水準を維持できなかった。2025年半ばには、同年12月に付けた高値を19%下回っている。
レディットは2024年3月に上場、黒字転換で組み入れ基準を満たす
レディットは2024年3月に米市場へ上場し、その年に実施されたテクノロジー企業による新規株式公開(IPO)としては最も注目を集めた案件の1つとなった。この上場は、同社を黒字へ導く立て直しにとって節目でもあった。
レディット株は2024年10月に、上場以来で最大となる1日の上昇率を記録した。投資家が評価したのは、1日あたりの利用者数の伸びと、新たに投入した広告商品、そしてグーグルとOpenAIに投稿データを有償提供する契約である。
S&P500に採用されるには、直近四半期の利益と、直近4四半期を合計した利益がともに黒字であることに加え、一定の時価総額基準を満たす必要がある。


