6. 手書きのメッセージを送る
面接を終えたばかりの応募者から、手書きのお礼状が郵送で届いたのはいつのことだろうか。あるいは、かつての同僚や友人からのものはどうだろう。そもそも、彼らの手書きの文字を最後に見たのはいつだったか。
スマートフォンが普及する前の時代を懐かしんだり、手書きのメッセージを勧めたりしている私を見て、「この筆者は一体何歳なんだ?」と思われたかもしれない。しかし、もう少しお付き合いいただきたい。
こうしたアクションは時代遅れに見えるかもしれないが、今でも非常に大きな効果を持っている。手書きでメッセージを書くには、手間と時間がかかる。だからこそ、多くの人が手書きのメッセージを送らなくなった。しかし、それこそが、あなたがそれを行うべき理由だ。誰かのために手間と時間を投資することは、その人をどれほど大切に思っているかを示すサインになる。
「プロフェッショナルな環境において、マナーは重要だ」とシンは言う。「時間を割いてくれたことに対して感謝のメールやメッセージを送るだけでも好印象を与えられるが、手書きのメッセージを送ることは、まさに最上級の誠意となる」
メールやLinkedIn、テキストメッセージでの連絡が当たり前になったデジタル時代にあっても、手書きのメッセージは決して古臭いものではない。むしろ、思慮深く、パーソナルで、時代を超えた価値を持っている。
実践:オフィス用のシンプルなレターセットやカードを購入し、仕事用のバッグに入れておこう。そして、ここぞというタイミングで、関係を大切にしたい相手に手書きのメッセージを書いてみよう。
7. 人間味のある会話を心がける
「お元気ですか?」という挨拶は、質問というよりも、単なる社交辞令として扱われるのが一般的だ。しかし、相手が自分に心から関心を持ってくれているのか、それとも表面的な礼儀として聞いているだけなのかは、すぐに伝わるものだ。あなたにも思い当たる節があるのではないだろうか。常に自分自身に真摯な関心を寄せてくれる人と、そうではない人が、頭に浮かぶはずだ。
「オンラインやスマートフォンを介したやり取りが増えたことで、対人関係における微妙なニュアンスを察知する能力が失われつつある」と、キャリア開発プログラム「Claim Your Confidence」のコミュニケーション・コンサルタントで認定心理療法士でもあるキャロル・ウォードは指摘する。「私たちは下を向いたままコーヒーを注文し、会議の前に誰かが入室してきても顔を上げようとしない」


