オンラインでの通話中、話すときや聞くときにカメラではなく画面の中の相手の顔を見ていると、相手からは、視線を外している、あるいはマルチタスク(ながら作業)をしているように見えてしまう。「パソコンの小さな黒い点(カメラ)に向かって話しかけるのには、少しばかり慣れが必要だ」と、コンサルティング会社Paul Falcone Workplace Leadership Consultingのプリンシパルコンサルタント、ポール・ファルコーネは言う。「しかし、カメラを見ることで、相手にはより誠実で温かみのあるアイコンタクトとして伝わる」
対面での立ち振る舞いが悪いと、キャリアに悪影響を及ぼすことは誰もが知っている。オンライン会議でのデジタルの存在感が希薄なことも、関心の薄さや相手への敬意の欠如と捉えられかねない。たとえ本当に作業をしていなくても、マルチタスクを疑われるような隙を与えないようにしよう。
実践:次回のオンライン会議では、画面に映る相手の顔ではなく、ウェブカメラを直接見るように意識してみよう。最初は違和感があるかもしれないが、慣れてくれば、相手はあなたとのつながりをより強く感じられるはずだ。
3. 早めに到着する
遅刻はビジネスにおいて致命的だ。時間を守ることは、幼い頃から厳しく教え込まれてきた。私の母が、学校の行事や発表会に遅れてきた記憶はない。その一方で、父が多くの場面で遅刻していたことはよく覚えている。それ以来、人の遅刻は私にとって大きなストレス要因になった。講演活動を行う私の仕事において、約束の時間に遅れることはプロフェッショナリズムの重大な違反であり、クライアントや聴衆の期待を裏切ることになるため、時間を守ることは絶対条件だ。
モバイル端末を通じて常に連絡が取れる現代では、少し遅れていたり、予期せぬ遅延が発生したりしたことを直前に連絡し、予定を変更することが容易になった。しかし、直前の予定変更が常態化している人が多いからこそ、予定通りに現れるだけで、あなたのプロフェッショナリズムを示す強力なアピールになるのだ。
「度重なる会議の変更は、相手に『あなたを重要視していない』と伝えるようなものだ。特に、マネージャーからメンバーへの1対1の面談が急に変更されたり延期されたりすると、その影響は顕著だ」と、コーチング・コンサルティング会社のWildfireでコミュニケーション・スペシャリストを務めるクレア・ヘインズは指摘する。「リーダーたちはビジネス上の不可避な事情だと言い訳するかもしれないが、長い目で見れば、メンバーの主体的なモチベーションを奪うことになる」
実践:次回、誰かと会うときは、数分早く到着するように心がけよう。そうすることで、最初の瞬間から遅刻の言い訳をするのではなく、本題の会話に集中して信頼関係を深めることができる。


