1. スマートフォンを片付ける
最近では、誰かと会話をしている最中に、スマートフォンが招かれざる客のように割り込んでくることが多すぎる。誰かと一緒にいるときは、特別な理由がない限り、着信音を消しておくのは言うまでもない。しかし、ただマナーモードにするだけでは不十分な場合もある。
研究によれば、スマートフォンは伏せて置いてあっても、電源が切られていても、そこに存在するだけで気を散らし、集中力に悪影響を及ぼす可能性がある。通知やアラート、メッセージのプレビューが絶え間なく細切れの情報を浴びせるなか、このデジタル時代に一つの物事や一人の相手に注意を向け続けるのに誰もが苦労しているのは不思議ではない。
「人々は情報過多や厳しくなる一方の締め切りに追われている。一度に一つのタスクに集中することが難しくなっているため、会話の途中で無意識にスマートフォンをチェックしてしまうのも無理はない」と、全米人材派遣協会(ASA)のパブリックリレーションズ・ディレクター、ミーガン・スウィーニーは言う。しかし、彼女はこう付け加える。「相手が話している最中にスマートフォンやパソコンに目を向けることは、その人が自分にとって優先事項ではないと伝えることになる」
そのため、相手と真摯に向き合い、全神経を集中させていることを示すには、スマートフォンを完全に視界から消す必要がある。「オフィスで働いていた頃、私はスマートフォンを置いて相手の方向へ体を向けることを自分に課していた」と、コンサルティング会社The Noll Wilson Groupの創設者兼社長であるサラ・ノル・ウィルソンは語る。スマートフォンに関するマナーは、相手に対する関心の高さを示すサインになるという。「信頼関係は、大げさなアクションによってではなく、会話の中の本当にささやかな瞬間の積み重ねによって築かれるのだ」
実践:次回、誰かと過ごすときは、スマートフォンを完全に視界から外そう。そうすれば、あなた自身も相手も、お互いの存在に集中できるようになる。
2. 画面ではなく、カメラを見る
交流イベントなどで、話をしている相手の視線がキョロキョロと泳いでいることに気づき、もどかしい思いをした経験はないだろうか。視線の合わせ方には文化的なニュアンスの違いもあるが、一般的に、話しかけられているときは目線を合わせてもらえると嬉しいものだ。ZoomやTeamsなどのオンライン会議に、対面での会話とまったく同じ体験を求める人はいない。実際、誰もがオンラインでの視線のズレには慣れてしまっているが、それでも相手が自分にまっすぐ視線を向けてくれていると感じられると、心地よいものだ。


