リーダーシップ

2026.08.14 15:03

ビジネスリーダーのためのウェルネス実践、シンプルな5つのステップ

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中小企業のオーナーや起業家は、自分のやり方で物事を進める柔軟性と自由を持っている。それは素晴らしい感覚である一方、時に重荷になることもある。特に、ビジネスを成長させて収益を上げる必要性と、自分自身や従業員の健康やウェルビーイングとのバランスを取る場合はなおさらだ。

最近の調査では、ウェルビーイングに関する課題が起業家に共通していることが明らかになった。実際、87%超が「少なくとも1つのメンタルヘルス上の問題に苦しんでいる」と答え、21%超が「不眠症またはその他の睡眠障害を経験している」とし、約27%が孤独感や孤立感を覚えているという。こうした要因はいずれも、放置すればさらに深刻で長期的な健康問題につながりかねない。

さらに厄介なことに、経営者やリーダーには、チームの身体的・精神的健康のニーズを支えるというプレッシャーも加わる。組織の全員が支えられていると感じ、個人としても職業人としても力を発揮するためのリソースを得られるようにする必要があるからだ。

ウェルビーイングへの取り組み自体が負担になり、かえってストレスを増大させてしまうという本末転倒な事態は避けたい。そこで、取り組みをいくつかのカテゴリーに分類し、日常生活の以下のような側面に対して小さな一歩を踏み出すことから始めてみよう。

自分自身に投資する

チームと組織の未来のためにできる最善のことは、自分自身の健康とウェルビーイングを確保することだと筆者は考えている。そうすることで、従業員のロールモデルとなり、チームに健全な基準を確立することができる。

時間をブロックする

筆者はダン・サリバンの「ストラテジック・コーチ(Strategic Coach)」プログラムを非常に支持しており、時間を「フォーカス・デー」(収益を生み出す業務)、「バッファー・デー」(計画、管理、権限移譲)、「フリー・デー」(完全に仕事を離れる日)に分割する手法から大きな恩恵を受けてきた。毎週、言い訳や例外を作らずにカレンダー上でこれらの日を確保することを約束すれば、目的を持って時間を割り当てることの価値をすぐに実感できるはずだ。

端末を置き、人と過ごす

週末であれ、平日の夜の一定時刻以降であれ、メール、Slack、Teams、仕事のテキストメッセージ、留守番電話の確認から離れる明確な境界線を設けよう。接続を断つことに罪悪感を覚えるだろうか。最近の研究では、絶え間ないデジタル接続が意思決定、創造性、感情の調整に悪影響を及ぼすことが示されている。通常の営業時間内に最善の思考を発揮するためにビジネスが必要とするのは、真の休息と「オフの時間」であることを忘れてはならない。

マインドフルネスを実践する

マインドフルネスの効果を得るために、瞑想リトリートに参加する必要はない。筆者の経験では、最初の会議前の5分間の呼吸法、昼にスマートフォンを持たずに行う短い散歩、あるいは1日の終わりの簡単なジャーナリング(日記)でも、ストレスを大幅に軽減し、集中力を高めることができる。マインドフルネスの習慣を身につけるためのアプリや紙のノート、その他のツールは数多くある。目指すべきは完璧さではなく、一貫性である。

職場の福利厚生を活用する

もし組織が健康保険、歯科保険、眼科保険、またはEAP(従業員支援プログラム)などの福利厚生を提供しているなら、身体を最高の健康状態に保つために、自分自身もこれらの特典を確実に活用しよう。自ら模範を示すことで、福利厚生の利用は弱さの表れではないというメッセージをチームに示すことにもつながる。

ウェルビーイングの文化を創る

健康とウェルビーイングを最優先し、従業員中心のポリシーに根ざした職場文化を作ることは、コストをかけずに従業員のウェルビーイングに対する一体感やエンゲージメントを高める方法となる。また、どのような従業員層をターゲットにしているかにかかわらず、採用や人材引き留めの取り組みにも貢献する。

交流の場にする

職場に友人がいること」のメリットは十分に実証されており、健康的な習慣を維持するためのサポート体制があることのメリットも同様だ。チームの人数が3人であろうと30人であろうと、歩数チャレンジ、ウォーキングをしながらの会議、健康的なレシピ本の作成といったチーム活動は、チームの絆を深める絶好の機会となり、永続的な効果をもたらすだろう。

健康をテーマにした「ランチ&ラーン」を開催する

ウェルビーイングを推進するうえで教育は重要な要素であるため、月に1、2回、ランチタイムに健康的な料理のセッションを開催したり、認定インストラクターによるヨガやマインドフルネスのセッションを行ったり、マネープラン、介護、リタイアメントプランなどのテーマでゲストスピーカーを招いたりしてみよう。

男女混合のスポーツチームをスポンサードする

男女混合のバレーボール、ソフトボール、キックボールのチームを後援することで、従業員が一緒に活動し、友情を築く簡単な方法を提供しよう。参加費は通常わずかだが、身体活動、就業後の絆、健全な競争の場など、得られる見返りは非常に大きい。地域社会における自社の知名度向上にもつながる。

家族的な環境を作る

配偶者や扶養家族からのサポートは、健康的な習慣を維持するうえで鍵となる。家族の存在も認識され、認められる環境を作ることで、チームの忠誠心を高め、彼ら自身と彼らの公私にわたる貢献をどれほど大切に思っているかを示すことができる。

地元のチャリティ5kmウォークやランにチームで申し込む

こうしたイベントは、低コストのトレーニング機会となり、慈善活動を楽しくサポートする方法でもある。可能であれば、組織のミッションに個人的に関連する活動や、特定の従業員に個人的に関わりのある活動を支援するとよい。

最後に

ウェルビーイングへの投資に、多額の予算や専任の人事チームは必要ない。しかし、それには明確な意志と、身体的・精神的な健康が企業の健全性と密接に関連しているという認識が必要だ。小さく始めて、自分自身とチームへのコミットメントを一貫して続けてほしい。ウェルビーイングを「譲れないもの」として扱えば、勢いがつく速さに驚くかもしれない。

forbes.com 原文

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