ウォルターはMLBのロサンゼルス・ドジャースと女子プロホッケーリーグ(PWHL)を保有し、イングランド・プレミアリーグのチェルシーにも出資している。7月にはブルームバーグが、そのウォルターが捜査を受けていると報じた。TWGグローバル傘下の保険会社2社から、ウォルター自身が支配する別の事業体への融資を開示していなかったという疑いで、グッゲンハイム・パートナーズのCEOとしての職務やスポーツ関連の投資とは無関係の件である。レイカーズ売却が米国時間8月12日に発表されたあと、ブルームバーグは、ウォルターがこれらの融資を返済するための資金調達をめぐって投資家と協議していると伝えた。
TWGグローバルは先月、捜査を把握しており協力していると、ブルームバーグに答えた。グッゲンハイムとTWGグローバルを通じたウォルターの広報担当者は、フォーブスの取材に回答しなかった。ウォルターは現地時間8月12日朝、ESPNに寄せた声明で「ロサンゼルス・レイカーズを所有できたことは、私の人生で最も名誉なことの一つです。並外れた投資でもありましたが、私の心に残るのは、地域の人々、ファン、そしてこのチームを家族のように扱ってくれる街です」と述べた。
アイガーがニューヨーク・ポストに語ったところによると、球団買収の話が自分とクシュナーのもとに届いたのは前の週末のことだった。二人はNBAがラスベガスに新設する可能性のあるチームの取得に関心を寄せていたが、そこからすばやく方向を切り替えたという。「フランチャイズとしての価値と、このチームが持つ象徴的な存在感を考えれば、買収に向けて動くのが賢明だと即座に判断しました。話は3日でまとまりました」とアイガーは述べている。
ウォルターはドジャースの支配オーナーにはとどまる。
ドジャースは2012年、当時グッゲンハイムのパートナーだったトッド・ベーリーらを含む投資家グループとともに21億5000万ドル(約3420億円)で買収した球団で、この額も当時は野球チームの史上最高額だった。ワールドシリーズ2連覇中のドジャースの価値はその後78億ドル(約1兆2400億円)まで高まった。ただ、ウォルターが売却先を探している気配はない。とはいえ、彼がまたも記録的な金額の提示に応じるのではないかと、興味を高めた買い手候補はきっといるはずだ。


