対中抑止にまた「穴」
ジョージ・ワシントンを中東へ派遣することで、少なくとも一時的にはひとつの問題を解決できるだろう。だが、それによって別の問題が生じる。米海軍は、少なくともセオドア・ローズベルトが出航できるようになるまで、西太平洋に中国への抑止力として機能する空母がない状態になる。
米海軍は2024年の大半の期間も、インド太平洋地域で同様のプレゼンス欠如に陥っていた。当時、米海軍はイランの支援を受けるイエメンの武装勢力「フーシ」に対抗するため、空母を中東に交代派遣していた。
そのフーシは今週、紅海で商船に対する攻撃を再開した。これにより、エイブラハム・リンカーンと、現在、アラビア海で作戦行動中の別の米空母「ジョージ・H・W・ブッシュ(CVN-77)」に、さらに大きな負担がかかるおそれがある。


