キャリア

2026.08.19 15:00

ハイパフォーマーが陥る「キャリアの苦痛反応」を見極める6つのサイン

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ペレス=リトウィン博士は、より健康的な代替案として、「キャリアの調和」という考えを提唱している。野心を捨てたり、ハードルを下げたり、コミットメントを減らしたりする必要はない。キャリアの調和で必要なのは、健康や人間関係、アイデンティティ、喜びを犠牲にする必要のない仕事との関係を築くことだ。

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キャリアの調和は、「認識する(Recognize)」「調整する(Regulate)」「再びつながる(Reconnect)」「再編成する(Realign)」という4本の柱から成り立っている。「認識する」は、苦痛のパターンを特定し、その原因を理解すること。「調整する」は、仕事に関連した感情的・認知的・身体的な反応を鎮めること。「再びつながる」は、自分自身ならびに他の人との関係を立て直すこと。そして「再編成する」は、成功の定義を見直し、仕事の仕組みを再設計することだ。

仕事の仕組みを再設計する際には、連絡や意思疎通のルールをより明確にし、業務をより意図的に割り振り、不要な責任を減らし、回復の時間をスケジュールに組み込み、仕事量について率直に話し合う、といったことを行おう。

ペレス=リトウィン博士はまた、心の内面に向き合うことも等しく重要だと話す。批判は単なる情報にすぎず、自分の価値に判定が下されたわけではないことを学ばなくてはならない。期待どおりの成果が得られなかったとしても、自分の価値が消滅するわけではない。完璧でなくても、良い仕事であれば、それで十分なこともある。

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成功の定義を広げる

ハイアチーバーの多くは、給与や肩書、評価、知名度、資格をもとにした外部の基準に沿って生きている。そうした指標は大事ではあるが、人生丸ごとを象徴するものではない。

成功の再定義とはつまり、健康や人間関係、エネルギー、誠実さ、意義、喜びを感じる力を考慮した上で、達成とはどういうものなのかを問うことだ。成功には、築かれたものを喜ぶ能力が含まれる(次の成果をすぐさま追い求めようとするのではなく)。

達成は、重要であり続けるだろう。ただ、達成のみが大事というわけではない、というだけだ。組織にとっての課題は、「ひそかに自分を犠牲にする従業員」に褒賞を与える文化をつくらないことだ。そして個人にとっての課題は、野心的で意義深いだけでなく、心理的に持続可能な職業人生を築いていくことだ。

ペレス=リトウィン博士は、成功の最も重要なサインは、どれだけ実績を上げられるか、どれだけ耐えられるか、ということではないかもしれないと結論している。何よりも重要なサインは、成功へと向かう過程で、自らを失わずに卓越性をいかに追求できるか、かもしれない。

forbes.com 原文

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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