2026.08.16 13:00

2026年最新の「世界遺産」全25件リスト 一生に一度は訪れたい未知の絶景と聖地

1944年のノルマンディー上陸作戦の海岸群(フランス)(c)Michel Dehaye

ここを満喫する最適な方法は、水上から眺めることだ。来訪者は、ガイド付きのボートツアーに参加したり、保護区周辺にある複数の入り口から標識の整備されたルートをカヌーやカヤックで進んだりできる。さらに奥深く旅したいなら、湿地内の高床式キャンププラットフォームで夜を明かす、数日間のバックカントリー・カヌールートを予約するのもおすすめだ。

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飛鳥・藤原の宮都(日本)

現在の奈良市や京都市に都が置かれる前、日本の中心地は飛鳥宮(現在の奈良県明日香村一帯)や藤原京(現在の奈良県橿原市と明日香村)だった。奈良市の南に位置し、今では田園風景と緩やかな丘陵に囲まれたこれらの旧都は、6世紀後半から8世紀初頭にかけて、仏教の伝来や中央集権的な律令国家体制の構築といった、政治的・文化的な大激動の中心地であった。

ユネスコの新たな世界遺産には、宮殿跡、仏教寺院、古墳、そして日本初の本格的な条坊制(碁盤の目状の都市計画)による都城である藤原京の遺構など、19の資産が含まれる。これらは一体となって、その後の数世紀にわたり日本の骨格を形作った。

飛鳥へは奈良や京都から電車を利用すれば1時間ほどで、日帰り旅行も可能だ。現地に着いたら、自転車をレンタルして古墳や寺院跡、集落、水田の間を走るのがおすすめだ。また、主要な遺跡の多くは路線バスでも結ばれている。

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飛鳥・藤原の宮都(日本)(c)Asuka-Fujiwara World Heritage Inscription Promotion Council
飛鳥・藤原の宮都(日本)(c)Asuka-Fujiwara World Heritage Inscription Promotion Council

アアルトの建築作品(フィンランド)

フィンランドの最新の世界遺産は、建築をめぐるロードトリップの完璧な計画書でもある。「アルヴァ・アアルトの作品群」は、アルヴァ・アアルト、アイノ・マルシオ=アアルト、エリッサ・アアルト、そして彼らの共同制作者たちに関連する13の建物や複合建築群で構成されており、半世紀以上にわたるフィンランド・モダニズムの軌跡をたどることができる。

対象は、「パイミオ・サナトリウム」や赤レンガ造りの「セイナッツァロの村役場」から、ヘルシンキの「フィンランディアホール」「アアルト自邸」まで多岐にわたる。ユネスコは、モダニズム運動に対するフィンランド独自の解釈、特に人間中心主義的なアプローチや、地元産の素材や周囲の景観の取り入れ方を評価した。

アアルト自邸やスタジオ・アアルトなど、いくつかの施設はヘルシンキ市内にあり、これらはガイド付きツアーでのみ見学可能だ。事前予約をおすすめする。

アルヴァ・アアルトの作品群(フィンランド)(c)Alvar Aalto Foundation
アルヴァ・アアルトの作品群(フィンランド)(c)Alvar Aalto Foundation

オリンポス山周辺地域(ギリシャ)

オリンポス山は数千年前から有名だが、今回のユネスコ登録は、ゼウスをはじめとするギリシャの神々が住まう神話の地という名声をはるかに超える価値を認めたものだ。エーゲ海沿岸の近くから、ギリシャ最高峰である標高約2918mのミティカス山の山頂までの地域は、森林、渓谷、石灰岩の崖、そして極めて豊かな植物多様性を誇る高山帯を擁している。また、山の麓にある古代マケドニアの聖地「ディオン遺跡」もこの世界遺産に含まれている。

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