「飲む」だけでなく「保持する」
今回の調査でもうひとつ注目したいのが「水分保持」という考え方だ。「水分を摂ること」だけでなく、「水分を体内に保持すること」が重要だという考え方について「よく知っていた」「なんとなく知っていた」を合わせると7割を超えた。しかし、「よく知っていた」に限れば約4人に1人だった。
さらに、昨年夏に実際に「水分を体内に保持すること」まで意識していた人は約半数。知識として聞いたことはあっても、実際の暑さ対策として意識している人はそれより少ないことがわかった。


水分保持を意識した食品という選択肢
調査では「ヨーグルトは体内に水分を留める力が強い」という情報を提示したうえで、夏場の健康管理としてヨーグルトを取り入れたいかも尋ねている。その結果、「非常にそう思う」「ややそう思う」を合わせ、約8割が取り入れたい意向を示した。


専門家のアドバイスとして、済生会横浜市東部病院 患者支援センター長・東京医療保健大学大学院客員教授の谷口英喜氏は「水分を“摂る”だけでなく、体内に“保持する”という視点も必要だ」と指摘する。ヨーグルトは水分に加えて乳たんぱく質や糖質、ミネラルなどを含むため、水分保持を意識した食品として活用できるとしている。対策はそれだけではない。谷口氏は、こまめな水分補給に加えて、適度な塩分補給、休憩、身体の冷却を組み合わせることを勧めている。
酷暑から身を守る「知識」も備えに
夏の暑さそのものを私たちがコントロールすることはできない。だからこそ、自分の身体をどう守るかという知識は増やしていきたい。「暑いから水を飲む」という対策からもう一歩進んで、いつ、どのように水分を摂るのか、摂った水分をどう保持するのかまで考える。厳しさを増す夏を乗り切るためには、暑さに対する知識をアップデートし、自分でできる防御策をひとつずつ増やしていくことも、大切な備えになりそうだ。
引用元:ネオマーケティング


