ヘルスケア

2026.08.19 08:15

こまめに水を飲んでいても熱中症に。酷暑から身を守る「水分を体内に保持する」という考え方

AdobeStock(写真はイメージです)

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夏の熱中症対策といえば「喉が渇く前に、こまめに水分を摂る」。もはや常識ともいえる対策だ。筆者自身も夏場は意識して水分を摂っているが、それでも過去に暑さのなかで意識が朦朧とした経験がある。それ以来「水を飲んでいれば十分なのか」は気になっていた。

マーケティング支援事業を展開するネオマーケティングが実施した「夏の暑さ対策に関する調査」からは、水分を「摂る」ことに加え、摂った水分を体内に「保持する」という、もうひとつの視点が見えてきた。

【調査概要】
調査の対象:全国20歳以上の男女・昨年夏、暑さによって体調を崩した経験のある人
有効回答数:2000人
調査方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査実施日:2026年7月1日(水)~2026年7月3日(金)
調査実施機関:株式会社ネオマーケティング(東証スタンダード上場)
加盟団体:一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会(会員社No:20220)

4人に1人以上が暑さで体調不良

調査は2026年7月1~3日、全国の20歳以上の男女を対象にWEBアンケート方式で実施。スクリーニング調査で、昨年夏に暑さによって体調を崩した経験がある人を抽出し、そのうち2000人を対象に、水分補給の実態や熱中症対策への意識などを尋ねた。スクリーニング調査では、昨年夏に暑さによって体調を崩した経験がある人は26.1%。4人に1人以上にのぼった。

体調不良を経験した人に、それが熱中症だったと思うか尋ねると「熱中症だったと思う」と「おそらく熱中症だったと思う」を合わせて7割を超えた。なお、これは医療機関による診断の有無ではなく、回答者自身の認識を尋ねた結果だ。

「こまめに飲んだ」人でも体調不良

興味深いのは、水分補給を意識していた人の結果だ。昨年夏に行った熱中症対策として「水分をこまめに摂る」と回答した人に限って見ても、自身の体調不良を「熱中症だったと思う」「おそらく熱中症だったと思う」と回答した人は合わせて7割を超えた。

では、実際にどのような水分補給をしていたのだろうか。最も多かったのは「こまめに飲んでいた」で6割を超えた。一方「のどが渇いてから飲んでいた」人も約3割、「一度にまとめて飲んでいた」人も1割を超えている。調査では、こうした本人は水分補給をしているつもりでも、タイミングや方法が十分ではないケースを「したつもり水分補給(勘違い熱中症対策)」と表現している。

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文=福島はるみ

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