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2026.08.13 09:00

AIクラウドのCoreWeave株が18%高、成長を支えるリスクの実像

Photo Agency - stock.adobe.com

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CoreWeave(コアウィーブ)の株価が、時間外取引で約18%上昇した。同社は、AI(人工知能)の開発と運用に必要な計算能力を貸し出す米クラウド企業だ。米国時間8月11日に発表した2026年第2四半期決算が堅調で、予想を上回る明るい業績見通しを示したためだとCNBCが報じている。

CoreWeave株はは2025年3月の上場以来、CoreWeave株は過去5回の決算発表後にいずれも下落してきた。それだけに、今回の反転が持つ意味は小さくない。

売上高4094億円と受注残16兆円超、株価上昇を呼んだ決算

何が起きたのか。売上高は前年同期比112%増の25億7500万ドル(約4094億円)に達したが、株価を動かしたのはむしろその先にある材料だった。第3四半期売上高を34億5000万~36億ドル(約5486億~5724億円)へ引き上げた業績見通し、1040億ドル(約16兆5000億円)に上る受注残、250億ドル(約3兆9750億円)を超える新規顧客契約、そして市場予想2.9%(ブルームバーグ集計)を上回る5%という調整後営業利益率である。

アナリストは強気だ。TipRanksによると、平均目標株価130ドルは現値から23%の上昇余地を示唆する。ただし、それでも弱気論は説得力を失っていない。約350億ドル(約5兆5650億円)に達する有利子負債、マイナス57億ドル(約9063億円)のフリーキャッシュフロー、そしてGPU減価償却をめぐる会計処理が、その根拠である。

投資家が採算を測る、AIクラウド4つの基準

では投資家はなぜ好意的に反応したのか。私は過去の記事で、AIクラウドサービス企業の株式を評価する際、投資家はAI投資が十分なリターンを生むかどうかを次の4つの基準で試すと紹介した。

需要と供給力:需要はすでに契約で確保されているか、あるいは供給が制約になっているか

AI売上高の加速:AI関連売上高は加速しているか

利益とキャッシュフロー:営業利益とキャッシュ創出は持ちこたえているか

設備投資からリターンへの道筋:設備投資が収益に変わる道筋を、経営陣は説得力をもって示しているか

これらの基準をCoreWeaveの決算に当てはめると、株価が好反応を示した理由が見えてくる。

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