キャリア

2026.08.12 16:00

MBA取得が「無駄」になる人と「劇的な投資対効果を得る」人、その決定的な違い

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2. 自ら事業を立ち上げたい起業家

ビジネススクールは、起業する上で世界で最も恵まれた環境の一つだ。ユニコーン企業であるWarby ParkerやRent the Runway、Stitch Fix、DoorDash(はいずれも、創業者がビジネススクール在学中に起業した。また、米国の人気リアリティ投資番組『Shark Tank』で最も成功した投資案件の一つとなった靴下メーカー、Bombasも、バブソン大学の卒業生2人によって設立された。YouTubeで6000万人以上の登録者を抱えるスポーツエンターテインメントブランドのDude Perfect(デュード・パーフェクト)は、テキサスA&M大学の5人のMBA学生によって立ち上げられた。各地のプログラムでは、インキュベーター、シード資金、客員起業家プログラムなどが構築されており、学生が卒業前にアイデアを検証するための実践的なリソースが提供されている。

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学生であることは、通常とは異なるアプローチを可能にする。ほかの状況であればおこがましく感じられるような方法でも、教授や経営幹部、潜在的な投資家にアプローチできるのだ。「ビジネススクールは起業するのに最適な時期だ」と、ワービー・パーカーの共同創業者であるデイヴィッド・ギルボア(David Gilboa)は語る。「時間も柔軟性も十分にあり、仕事を辞めて給料を諦めるという苦渋の決断を下す必要もない。そして周囲にはビジネスの専門家たちが揃っている」

MBAはまた、起業を志す人々にとって、会社が実際に動き出した後に必要となるあらゆる分野の実践的な知識を授けてくれる。創業者は、ファイナンス、マーケティング、オペレーション、戦略について、専門家レベルである必要はないが、専門家たちを率いることができる程度には理解しておく必要がある。

3. 現在の領域から完全に転身したいキャリアチェンジャー

プロフェッショナルの中には、現在の専門分野から完全に離れたいと考える時期に達する人がいる。ヘルスケア・コンサルティングへの転職を望む看護師、企業戦略への転身を狙うジャーナリスト、プライベート・エクイティ業界を目指す軍の士官などだ。彼らに共通する課題は一つ、「まったく異なる業界のリクルーターに、どうやって自分の履歴書を真剣に検討してもらうか」である。

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MBAは、妥当な期間でその壁を乗り越えることを可能にする数少ない手段の一つだ。2025年のGMAC(経営大学院入学審査協議会)の調査によると、MBA進学希望者の29%がキャリアチェンジを特に目的としており、24%が業界そのものを完全に変えるために入学している。本来であれば専門外の職務として履歴書すら見てくれないようなリクルーターも、MBA学生という立場であれば面談に応じてくれる。この資格が、自らの実力を証明する場へと導いてくれるのだ。

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