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2026.08.12 16:00

MBA取得が「無駄」になる人と「劇的な投資対効果を得る」人、その決定的な違い

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数カ月おきに、「MBA(経営学修士)学位は高額すぎる」「過大評価されている」「現代の経済ニーズと乖離している」などと主張する記事が登場する。こうした批判の一部は的を射ている。

すでに強力なメンターシップや人脈に恵まれ、明確なキャリア軌道に乗っているプロフェッショナルにとって、数万〜数十万ドル(日本国内のビジネススクールで取得する場合は100万〜500万円程度)におよぶ学費を支払い、2年間にわたって労働市場から離れるという決断は、正当化が難しい投資だ。

しかし、十把一絡げに否定するのは的を外している。既製服のスーツが万人の体に完璧にフィットすることはない。仕立てられたスーツは、ただ一人の人物に完璧にフィットする。MBAもこれと同じだ。全体で見れば、そのリターンにはばらつきがあるように思えるかもしれない。しかし、適切な目的を持った適切な候補者が、適切なタイミングで挑戦すれば、その価値はまったく違って見える。

ここでは、この学位から最大の恩恵を受けやすい5つのプロフィールを紹介する。

1. 成長を加速させたい、意欲的な若手社会人

一般的な常識では、まずは経験を積むべきだとされる。数年間働き、自分が何を望んでいるかを見極めてから、大学院への進学を検討するというものだ。多くの人々にとって、それは賢明なアドバイスである。しかし、それだけが唯一の道ではない。

経験は浅くとも意欲的なプロフェッショナルにとって、MBAは数年分におよぶビジネスの学びを、はるかに短い期間に凝縮して得ることができる。最初の仕事では通常、1つの業界の、1つの企業における、1つの職能しか学ぶことができない。しかしMBAでは、ファイナンスやマーケティング、オペレーション、戦略、リーダーシップ、起業家精神を同時に学びながら、多様な業界でキャリアを築こうとしているクラスメートたちに囲まれることになる。

学士とMBAの一貫プログラムが普及し、キャリアの早い段階でビジネス教育を受けたい学生向けに短期集中コースを用意する大学も増えており、この選択肢はますます現実的なものになりつつある。ビジネスの知識を何年もかけて少しずつ蓄積する代わりに、組織がどのように運営され、価値を生み出すのかについて、より広い視野を持って社会に出ることができるのだ。

また、シグナリング効果(自身の能力や意欲を客観的に示す効果)もある。MBAを持つ若いプロフェッショナルは、そうでなければ獲得するのに何年もかかるような機会や配慮を得られることが多い。リクルーターは面談に応じ、採用担当者はその候補者を異なる視点から評価する。この学位は、リーダーシップやプロフェッショナルとしての成長に対するコミットメントを示す標識となり、キャリアの初期段階において際立った強みとなる。

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