今週は、さまざまな天体現象が立て続けに起こり、もしかしたら連動しているように感じられるかもしれない。欧州や北米で日食が起こった直後に「ペルセウス座流星群」が極大を迎え、金星は半月状になり、細い月が惑星や1等星とランデブーする。星空ファンにとって今年有数の注目すべき7日間となるだろう。2026年8月11日からの1週間の夜空の見どころを紹介しよう。
8月12日(水):繊月と水星、木星が共演
明け方の東北東の低空に、新月直前のカミソリの刃のように細い月齢28の月が短時間現れ、水星、木星と共演する。
8月13日(木):新月、皆既日食、ペルセウス座流星群が極大
日本時間未明、欧州で皆既日食が起こる。月の本影が通る皆既帯は幅約290kmの狭い帯状で、グリーンランド東部、アイスランド西部、スペイン北部を横切る。欧州の大部分、カナダ、米北東部では部分日食となる。(日本では見られない)
日本時間午前11時頃には「ペルセウス座流星群」が極大となる。13日が新月なので、街明かりの影響のない暗い空の下でなら1時間に最大100個の流星が観測できると見込まれている。日本での見ごろは極大直前の12日深夜~13日明け方と、13日夜~14日未明になりそうだ。
8月15日(土):金星が東方最大離角
金星の見かけの位置が太陽から最も離れて「東方最大離角」となる。
8月16日(日):細い月と金星が接近
月齢3.7の細い月が、金星のすぐ左下に現れる。夕方~宵に西南西の空を見よう。
8月17日(月):月とスピカが接近
夕方~宵の西南西の空で、前日より少しふっくらした月が、おとめ座の1等星スピカのそばに見える。



