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宇宙

2026.08.11 16:30

2026年最大のペルセウス座流星群が極大、欧州で皆既日食が起こる今週の夜空

米カリフォルニア州のラッセン火山国立公園で、ラッセン山とヘレン湖の上に降りそそぐペルセウス座流星群の流れ星(Jerry Hamblen/Getty Images)

金星の明るさはこれから最高潮に

流星や日食はドラマチックな天体ショーだが、夕方~宵の西の空ではもっと静かな天文現象がゆっくりと進行している。8月12日に金星が地球からちょうど半月状に光って見える状態となり、以降は三日月状に欠けていく。ここからの変化は見ものだ。

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地球から見た金星の満ち欠けと見かけの大きさの変化。2004年撮影(SSPL/Getty Images)
地球から見た金星の満ち欠けと見かけの大きさの変化。2004年撮影(SSPL/Getty Images)

軌道上で地球との距離が近づくにつれて、金星の見かけの直径は大きくなり、一方で太陽光を反射して光って見える部分はどんどん細くなっていく。同時に、明るさは着実に増していく。金星の見かけの位置は8月15日に太陽から最も離れて「東方最大離角」となり、夕方の空に長くとどまるため地上から観察しやすくなる。その後の数週間は「宵の明星」の独壇場だ。毎晩ますます明るさを増し、9月18日に「最大光度」に達する。

三日月状の金星を、ぜひ双眼鏡や小型望遠鏡で観察してみてほしい。

今週の星座:ペルセウス座

暗くなってから北東の空に昇るペルセウス座は、わかりやすい形をした星座ではないが、星が密集した領域は目に留まりやすい。まもなく極大を迎えるペルセウス座流星群の放射点がある星座であり、今週、最も重要な星座といえる。

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ペルセウス座(stock.adobe.com)
ペルセウス座(stock.adobe.com)

もっとも、流星群の観望において大切なのは、ペルセウス座を直接見つめるのではなく、それを目印にすることだ。夜空を駆ける流星は四方八方に飛ぶが、その軌跡を逆方向にたどると放射点に収束する。これは、地球の軌道がちょうど流星の元となる塵の帯の中を通過しており、その進行方向にペルセウス座があるためだ。

夜空の今後の見どころ

8月27日夜~28日未明、ほぼ皆既月食に近い「深部分月食」が起こり、北南米全域と欧州、アフリカで観測できる(日本では見られない)。28日には日没とほぼ同時に「スタージョンムーン」の異名を持つ満月が昇る。

forbes.com原文

翻訳・編集=荻原藤緒

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