1.本日の「重要事項トップ3」をリストアップする
毎朝、その日に終えなければならない重要事項トップ3を書き出そう。その3つの仕事に集中して取り組み、それが完了するまでメールのチェックや他の業務に気を取られないこと。最重要事項が完了すれば、その他の雑多な業務はさほど苦にならなくなるだろう。
2.体を動かそう
生産性の向上に、運動が重要なことは良く知られている。個人的に筆者はマラソンやトライアスロンのトレーニングをしているときに生産性がぐっと上がった経験がある。1日に20分の運動だけでも、モチベーションアップに効果的なエンドルフィンが分泌されるという研究結果もある。昼休みの短い散歩でも、体を動かせば生産性が向上し、運動に費やした時間以上の結果が得られることをすぐ実感するだろう。
3.雑務は人に任せる
起業した当初は専属の秘書を雇う余裕はなかったが、最近になって、月額ほんの数百ドルで、外部の派遣会社から秘書を雇った。月に数時間でも雑務への時間を節約することができれば自分は本来の業務に専念でき、その結果はビジネスに反映されるのだ。
4.枕元にメモ用紙と鉛筆を
枕元にメモ用紙と鉛筆を置くようになってから、筆者の睡眠は質・量ともに、すぐに改善された。夜中に目覚めてやるべき仕事を思い出した場合、それを書き留めておく。すると、安心して朝まで眠れるのだ。ポイントは、携帯やパソコンのスクリーンが発する明るい光を避けること。この光によって、睡眠パターンが狂ってしまうこともある。
5.メールをその都度開かない
我々の多くがメールに翻弄されている。新着メールの音が聞こえた瞬間に、手を止めそれに応じようとする。しかし、それはかなり効率が悪い。メールに応じるために今取り込み中の仕事は中断され、その後またその仕事に戻るのに時間がかかってしまうだけだ。重要事項が完了するまでメールは開かないことが、単純ながら、生産性を上げるためにはかなり有効だ。