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2026.08.12 07:00

利益が45%急減、バークシャー傘下の米自動車保険GEICO──人身傷害コスト急騰が直撃

Rafael Henrique - stock.adobe.com

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バークシャー・ハサウェイ傘下で最大の保険事業であるGEICO(ガイコ)の税引き前引受利益が、第2四半期(2026年4〜6月)において前年同期比約45%減少した。米国のドライバーが自動車事故で保険金を請求する頻度が上がり、けがに伴う支払いが急激に膨らんだためだ。コングロマリットであるバークシャーで最も稼ぐ部門が、そのまま打撃を受けた形になる。

損害率は第2四半期が76.6%、請求頻度と支払単価がそろって上昇

GEICOの税引き前引受利益は9億9400万ドル(約1580億円)にとどまり、前年同期の18億2100万ドル(約2895億円)から8億2700万ドル(約1315億円)減った。バークシャーが米証券取引委員会(SEC)に提出した四半期報告書で開示している。保険料収入のうち保険金支払いに回った割合を示す損害率は、第2四半期が76.6%、2026年上半期が75.3%となり、前年同期からそれぞれ4.8ポイント、4.9ポイント上昇した。

損害率を押し上げたのは、請求件数と1件あたり支払額が同時に増えたことである。同報告書によると、2026年上半期の自家用車保険では、対人賠償にかかる請求頻度が前年同期比で5〜7%増え、1件あたり平均支払額は10〜12%上昇した。

バークシャーが示した数字は、自動車保険業界全体で進む変化と重なる。自動車保険向けソフトウェアを手がけるCCCインテリジェント・ソリューションズが集計する全米データでは、けがに対する保険金支払額が、車両の物的損害に対する支払額を初めて上回った。

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