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2026.08.14 10:00

ゴールドマン・サックスがエージェント型AIを開発現場に導入、教訓と示唆

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ゴールドマンのCIOであるマルコ・アルジェンティはCNBCのインタビューに対し、Devinは「新入社員のようなもの」であり、既存のAIツールより3倍から4倍の生産性が期待されると語った。

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ゴールドマンでの導入に関する具体的な統計は公表されていないが、Cognitionが2025年後半に顧客基盤全体の導入事例を対象に実施したパフォーマンスレビューでは、ある大規模組織がコード内のセキュリティ問題の修正にDevinを使うことで開発時間を5〜10%短縮した、と報告されている。

また別の顧客では、人間の開発者と比較して、脆弱性の修正にかかる時間が1件あたり30分から1.5分へと短縮された。

そのパフォーマンスは時間とともに向上しており、大幅な再コーディングを必要とせず人間のレビュアーに受け入れられるプルリクエストの割合は、3分の1からおよそ3分の2へと増加した。

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こうした成果に後押しされ、ゴールドマンは2026年にエージェント型エンジニアリングプロジェクトをさらに拡大。Anthropicの「Claude」を採用し、トレーディングや決済などのトランザクション業務、ならびに顧客審査やオンボーディングに導入した。

アルジェンティはその後、Fortuneに対し、従業員のAI利用率を測ることから、アイデアがどれほど迅速にプロトタイプとなり、その後、稼働する本番モデルになるかを評価する方向へ切り替えたと語った。同行は「ソフトウェアを3Dプリント」できるようになったようなものだと述べている。

だが、明白な疑問は残った。従来こうした仕事を担ってきた人間にとって、それは何を意味するのか。

拡張か、置き換えか

アルジェンティはエージェント型AIによる自動化について、人間を置き換えるものではなく、より高付加価値の仕事に解放するツールだと語ってきた。

それでも、Bloombergのリサーチツール「Bloomberg Intelligence(ブルームバーグ・インテリジェンス)」などによる調査は、人員削減や置き換えが起こる可能性が高いと指摘している。米国の銀行業界だけでも、ジュニアレベルの開発者を多数含む最大20万人の雇用が失われる可能性があるという。

次ページ > ジュニア職が枯渇すれば、エンジニアの供給経路はどうなるのか

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