アップルは少し前に、値上げは避けられないと表明していた。理由は、メモリチップの価格がまれに見る高騰に見舞われていることだ。アップルのティム・クックCEOは、この事態を「100年に一度の洪水」と表現した。
実際、iPad、Mac、Apple TV、Apple Vision Pro、HomePodはその後、順次値上げされた。しかし、iPhoneとAirPods、Apple Watchの価格は据え置かれたままだった。
ここにきて、中国のSNS「Weibo(ウェイボー)」のユーザーであるFixed Focus Digitalが、その状況が変わりそうだと投稿した。「iPhone 17は米国時間8月10日に値上げされるとのうわさがあります」というのだ。ただし本人は、これを疑問形で示したうえで、実際にそうなるかどうかは何とも言えないと留保を付けている。
この人物は、アップルが生産能力の水準について立てていた計画も変更されたと述べている。ただし、それが小売価格に影響するのかどうかははっきりしない。
予定外のiPhone 17値上げが、なぜこのタイミングで起こりうるのか
Macなどの値上げが実施された後は、次の値上げはiPhone 18 Proの発売までないだろうと見られていた(もっとも、新たな報道によれば、発売時の在庫は限られるという)。
この予測が当たっているとすれば、答えるべき疑問はまだ残る。値上げはiPhone 17の全モデルが対象になるのか。iPhone Airも含まれるのか。そして、現行ラインアップに残っているiPhone 16シリーズの価格はどうなるのか。
同じくらい重要なのは、値上げがどれだけ続くのかという点だ。ここ数年、9月になるたびに同じ流れが繰り返されてきた。まず、新シリーズの発表と同時に、それまでのPro 2機種が販売を終える。次に、Pro以外の現行モデルが値下げされる。実際、昨年9月にはiPhone 16とiPhone 16 Plusがそれぞれ100ドル(約1万6000円)安くなり、現在の価格は699ドル(約11万円)と799ドル(約12万6000円)になっている(訳注:いずれも米国価格。日本では円安に対応して2026年7月18日に別途値上げが実施されており、アップル日本公式ストアの現在価格はiPhone 16が12万4800円から、iPhone 16 Plusが14万4800円からとなっている。以下の記載もいずれも米国価格)。



