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キャリア

2026.08.10 09:23

高所得者がK字型経済の上位に居続けるための5つの行動

Adobe Stock

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高所得層は現在の「K字型経済」において恩恵を受けているかもしれないが、その頂点に留まり続けるには、憧れのポジションを手に入れる以上のことが求められる。

K字型経済の格差は拡大し続けており、その上部に位置しているなら、今は重要な好機(ウィンドウ・オブ・オポチュニティ)だ。頂点に留まり続ける高所得のプロフェッショナルとは、このチャンスの時期に意図的に機会を最大化できる人々である。

私たちが置かれているK字型経済では、モルガン・スタンレーによると、米国の世帯の上位40%が富のほぼ85%を支配している。一方、ブリタニカ・マネーの報告によると、K字の下部に位置する人々は賃金の停滞や下落による経済的負担の増大に直面しており、購買力の低下を招いている。

K字型経済で高所得者が先行し続けるための5つの行動を紹介する。

「到達点」はない。あるかのように振る舞ってはいけない

高所得のプロフェッショナルは、特に自己満足の罠に陥りやすい。好調な時期とは基盤を築くための時期であり、惰性で進む時期ではない。K字経済が恩恵をもたらすのは、動き続ける人であり、「成功を収めた」かのように振る舞う人ではない。これは誤った欠乏マインドセットを持つということではない。今そこにある機会を捉えるということだ。ADPの「Pay Insights」データ(民間部門の月次給与明細2600万件の分析に基づく)によると、転職をしない現職留まりの人の昇給率は過去10カ月間頭打ちとなっており、市場が自己満足を自然に評価してくれるわけではないことを示している。高所得者は、自らの継続的な成功とキャリア向上のための条件を自ら作り出さなければならない。

具体的なアクション: 自分が挑戦できる「ストレッチプロジェクト(背伸びが必要な課題)」や取り組みを1つ特定する。例えば、社外取締役としての活動、講演の機会、あるいは通常の業務範囲を超えたクロスファンクショナルなプロジェクトなどが挙げられる。

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人脈作りは常に怠るな、特にそれを必要としていない時ほど

順風満帆な時に人脈との連絡を絶ってはならない。高所得者が犯しがちな最大の人脈作りの過ちは、「取引型」のタイミングでしか動かないことだ。問題が生じた時だけ姿を現したり、何かが必要な時だけ人脈を利用し、いざポジションを手に入れた途端に連絡を絶ったりするようでは、キャリアの軌道そのものを危険にさらすことになる。

人脈とは「社会関係資本の銀行口座」である。引き出せるのは、すでに預け入れた分だけだ。状況が良い時、基盤を築いている時に構築された温かい人間関係こそが、状況が不可避的に変化した際、最も価値のある資産となる。

具体的なアクション: 単に挨拶を交わし、相手の近況を尋ねるためだけに、週に3回、意義のある連絡を自発的に行うことで、プロフェッショナルな関係性を育む。

連絡には常に耳を傾けよ。断るのは後からでもできる

常に準備を怠らず、慌てて準備する必要がない状態を保つことだ。もはや従来のような意味での雇用保障は存在しない。誰のポジションも安泰ではなく、ADPの「Pay Insights」(民間部門の月次給与明細2600万件を分析)によると、転職による昇給プレミアムは2020年以来で最小となっている。積極的に面接を受け、リクルーターからの連絡に応じ、新たな機会についての対話にオープンであり続けることは、不誠実さを意味しない。それは単にベストプラクティスを実践しているだけであり、率直に言って、そうすることは現在の役割におけるリーダーとしての知見を深めることにつながる。そして、自身の市場価値や選択肢に対して常に誠実であり続けることができる。

具体的なアクション: 積極的に転職活動をしていなくても、毎週30分をカレンダー上で確保し、リクルーターからのメッセージを確認・返信したり、他組織の同僚に連絡を取ったりする。市場の動向を把握し続けることも、今や仕事の一部である。

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キャリアは肩書の連なりではなく、ポートフォリオとして捉えよ

実績、スキル、そしてもたらした影響(インパクト)の軌跡を築き続けることだ。HR Diveが採用マネージャー2200人を対象に実施した2025年の調査によると、雇用主優位の市場において、採用側は需要の高い具体的なスキルを求めている。雇用され続ける力を維持できるのは、華やかな肩書に甘んじることなく、実績という証明を静かに積み重ねてきた人々である。

具体的なアクション: 現在の自分と、なりたい自分との間にあるスキルのギャップを1つ特定する。そして、講座の受講、資格の取得、あるいは新しいプロジェクトへの参画など、今四半期中にそのギャップを埋めるための具体的な方法を1つ見つける。

過去の実績ではなく、「次に何をするか」で市場に認知されよ

「認知度(可視性)」はキャリアの保険である。どれほど優秀であっても、適切な人々にそれが知られていなければ意味がない。そして、自身のポジショニング(LinkedIn、ウェブサイト、講演者プロフィール、オンライン上での存在感など)が3つ前の役職のまま止まっていて周囲から見えないのであれば、彼らはその優秀さを知り得ないだろう。意図的かつ包括的で戦略的なポジショニングこそが、適切な機会に声がかかり続ける高所得者と、見過ごされ忘れ去られていく人々との決定的な違いを生む。

具体的なアクション: 今日、自分の名前をGoogleで検索してみる。その結果は、これから向かう先を映しているだろうか。それとも、これまで歩んできた場所を映しているだろうか。

K字経済は「意図的な行動」に報いる

K字型経済の格差において「勝ち組」の側にいることは、永続的なステータスではない。それは、運や過去の実績に頼るのではなく、意図的で一貫した行動を通じて維持し続けるポジションなのだ。

高所得のプロフェッショナルにとって、K字経済がもたらす機会の窓は現在、大きく開かれている。問われているのは、その機会をどう活かすかだ。

forbes.com 原文

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