映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』が、米国時間2026年8月7日から9日までの週末において、北米で興行収入1億4500万ドル(約228億円、推定値)を記録した。糸を放って飛び回るスーパーヒーローを描く本作は記録破りの初週末で幕を開け、公開2週目も絶好調を保った。
公開2週目も興収228億円、史上3番目の高さを記録
ハリウッドの業界誌が報じた公開2週目の週末成績は、同作が記録した公開初週末の3億6000万ドル(約565億円)に続くものだ。
興行収入データサイト「Box Office Mojo」によると、1億ドル台に乗ったこの興収は、2週目としては北米興行史で3番目に大きい。首位は「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が2015年に打ち立てた1億4920万ドル(約234億円)、2位は「アベンジャーズ/エンドゲーム」が2019年に残した1億4730万ドル(約231億円)で、本作は両者に僅差で及ばなかった。2週目に1億ドルを超えた映画は史上8本にとどまり、本作はその1つとなった。
本作の北米累計興収はすでに6億5500万ドル(約1028億円)を超え、世界累計は16億7000万ドル(約2622億円)を上回っている。今後の注目点は、本作が20億ドル(約3140億円)に到達するかどうかだ。この大台を超えた映画は、映画史上7作しかない。
『オデュッセイア』も1570億円を突破、ノーラン作品で最高の興収額
クリストファー・ノーラン監督の『オデュッセイア』も劇場で大ヒットを続けており、北米でさらに3150万ドル(約49億円)を積み上げた。これで世界累計は10億ドル(約1570億円)を正式に突破した。さらに2012年公開『ダークナイト ライジング』が持つ最終興収10億8500万ドル(約1703億円)も上回り、英国出身ノーランにとってキャリアで最も稼いだ作品となった。
新作ラブコメは初動9億円、大作2本以外は低調な週末
2本の大作を除くと、今週末の北米興行収入はやや低調だった。
モニカ・バルバロとカラム・ターナーが主演する新作ロマンチックコメディー『ワン・ナイト・オンリー』は、3012館で公開されて推定570万ドル(約9億円)を稼ぐにとどまった。米業界誌Varietyによれば製作費は2500万ドル(約39億円)と伝えられ、その規模からすると弱い出だしだ。
もっとも、本作を監督したウィル・グラックが前に手がけたロマンチックコメディー『恋するプリテンダー』も、立ち上がりは同じように鈍かった。シドニー・スウィーニーとグレン・パウエルが主演した同作は、2023年の公開週末を600万ドル(約9億4000万円)で終えたが、数週間後に予想外のヒットへ化けた。最終的には北米で8830万ドル(約139億円)、全世界で2億2030万ドル(約346億円)を売り上げている。
週末4位は『スーパー・トルーパーズ3』。こちらは公開初週末ながら興収400万ドル(約6億3000万円)にとどまった。5位には公開8週目を迎えた『トイ・ストーリー5』が入り、390万ドル(約6億1000万円)を加えて記録的なロングランを延ばしている。『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は8月第1週に『トイ・ストーリー5』を追い抜き、2026年に米国の劇場で最も稼いだ映画となった。



