アラスカ州のパー川で釣った24ポンド(約10.9キログラム)のインコニュ(シロマスの一種)を手にする釣り人。アラスカ州は最新の分析で、最も釣りに適した州に選ばれた。
釣りを目的とした休暇を計画しているなら、米国で最も釣りに適した州はアラスカ州であるという。最新の分析結果が明らかにした。
狩猟・フィッシング用品の小売企業アルパイン・プロダクツ(Alpine Products)が実施したこの調査は、全米50州を対象に、海岸線の長さ、水面に覆われた土地の割合、連邦政府および州政府が所有する公有地の割合、釣り免許の取得数と費用、釣りに関連するオンライン検索数に基づいて比較したものだ。
ルイジアナ州ニューオーリンズのレイクショア・ドライブで釣りをする子どもたち。最新の調査でルイジアナ州は釣りに適した州の第3位に選ばれた。
アラスカ州の3万3904マイル(約5万4563キロメートル)におよぶ海岸線は全米のどの州よりも長く、土地の89%を連邦政府と州政府が所有している。
「これにより、河川、湖沼、沿岸水域への広範な公共アクセスが確保されている」と報告書は結論づけている。「沿岸での海釣りから、季節的なサケの遡上を支える内陸の河川システムまで、機会の規模は比類がない」
分析によると、アラスカ州では2024年、住民向けの釣り免許、タグ、許可証、スタンプが人口10万人あたり3万件近く発行されており、米国で最も高い1人あたり比率の1つとなっている。
同州の首位獲得について、アルパイン・プロダクツのマーケティング部門責任者、ウェスティン・スミスは「アラスカの人々が毎シーズン目にしている現実を反映している」と語る。「アクセスはどこにでもある。広大な公有地が広がっている。ここでは、釣りは一部の人の趣味ではなく、州全体の日常生活の一部なのだ。これほど長い海岸線と高い参加率が組み合わさることで、他のどの州も模倣できない環境が生み出されている」
釣りのランキングでは、ハワイが2位、ルイジアナが3位となった。
「米国でハワイほど素晴らしい深海釣りを体験できる場所は他に見当たらない」と、世界中のフィッシングツアーの予約を手がけるウェブサイト「フィッシングブッカー(FishingBooker)」は記している。「思い浮かぶ限りのあらゆるゲームフィッシュが、この島々に立ち寄るか、あるいは年間を通じて生息している。400種を超える魚種の中には、熱心な海水釣り師がぜひとも釣り上げたいと願うものが数多く存在している」
トップ10に入った他の州は、4位ミシガン州に続き、フロリダ州、アイダホ州、ウィスコンシン州、ニューメキシコ州、ミネソタ州、モンタナ州の順となっている。フロリダ州は海岸線の長さで第2位の8436マイル(約1万3576キロメートル)を誇る。ルイジアナ州は7721マイル(約1万2426キロメートル)で第3位だ。
釣りに最も適さない州とされたのはネブラスカ州だった。カンザス州が49位、バージニア州とペンシルベニア州が同率で47位となった。報告書によると、カンザス州とネブラスカ州では、水面に覆われた土地の割合が1%未満だという。



