ゲノム解析大手のナテラ株が米国時間8月7日に急騰した。第2四半期決算で売上高が市場予想を大幅に上回り、株価は上場来高値をつけた。億万長者である共同創業者の資産評価額も、さらに膨らんだ。
主力のがん血液検査「シグナテラ」が急伸、売上高は市場予想を上回る
ナテラ株の7日終値は前日比21.3%高の322.10ドルで、上場来高値を更新した。共同創業者マシュー・ラビノウィッツの推定純資産も膨らんだ。ナテラが年1回提出する委任状資料と市場データから算出すると、少なくとも15億ドル(約2355億円)に達する。
7日の上昇を牽引したのは、ナテラが手がけるがん検出用の血液検査シグナテラだった。第2四半期はこの検査数が大きく膨らみ、あるアナリストは「爆発的な検査数」と表現した。6日の取引終了後に開示された決算では、同四半期の売上高が7億5280万ドル(約1182億円)に達した。米金融データ会社フィンハブがまとめた市場予想6億7390万ドル(約1058億円)を大きく上回っている。
時価総額は7兆円台へ拡大、年初来の上昇率は40.6%
ナテラの時価総額は7日の上昇によって461億ドル(約7兆2377億円)まで膨らんだ。7月末時点では約380億ドル(約5兆9660億円)だった。年初に228ドル前後だった株価は、そこから40.6%値を上げた。今年の最安値は、3月下旬につけた終値182.65ドル(約2万8676円)だった。



