では、Switch 2のライバルはどうなっているのか。
競合の中で公式な販売データが開示されている唯一のハードが、ソニーの「PlayStation 5(PS5)」だ。同機は世代開始から6年で9500万台を販売しており、PS4の1億1720万台には及ばないが、PS3の8740万台は上回っている。一方、Xboxについては、実態がまったく見えない。マイクロソフトはかなり明白な理由から、数年前に具体的なコンソール販売台数の公表をやめており、四半期ごとに確認できるのは、ハードウェア販売が毎回2桁減となっていることだけだ。
マイクロソフトは現在、Xboxを急降下から引き上げようと懸命に取り組んでいるが、部品コストの高騰によってハードウェア価格が大幅に引き上げられていることが障害となっている(これはPlayStationにも影響している)。一方で同社は、次世代機Xbox Helixに将来を見据えている。ただ、発売から6年がたつ最上位のSeries Xが発売時の500ドル(日本では税込5万4978円)から現在800ドル(日本では税込10万9980円、オールデジタルモデル)に上がっていることを踏まえると、次世代機が1000ドル(約15万5000円)未満で登場できるのか疑問視する声も多い。
この点で任天堂は最も影響が小さく、Switch 2の価格を50ドル(日本では1万円)引き上げるにとどめている。もっとも、同社としてもそうせざるを得なかったわけではない。Switch 2の販売ペースが最終的に初代Switchに並ぶのか、そして初代Switchが実際にPS2を抜いて王座を手にするのか、今後を見守ることになる。


