さらに、年収条件を満たした企業であっても応募や入社をためらう条件を尋ねると、1位は「実際の残業時間が長い」、2位は「離職率が高く、平均勤続年数が短い」となり、勤務地が合わない、仕事内容が合わないなどの3位以下を大きく引き離した。

ワークライフバランスを重視する人が増えていることは、さまざまな調査を見て承知していたが、この数値には驚かされる。もっとも、これはあくまで年収が800万円クラスの話だ。700万円ならぜんぜんオッケーじゃないかと言う人もいるだろう。これより所得が低い人たちの場合は、事情がずいぶん違ってくることも考えられる。
それはともかく、あくまでこの調査においては、年収800万円の人にとって残業時間が短いことは年収100万円の価値、言い換えれば年収の12.5パーセントの価値に相当することが示された。研修制度や資格取得支援は、年収の10パーセントの価値だ。この結果が、年収を下げてもいいのなら、代わりに残業を減らして研修や資格取得支援を充実させようという、経営層のモチベーションにつながるといいのだが。
出典:Career Reveal 「年収100万円減」でも残業短めを選ぶ人が85.7%!377人に聞いた「年収 vs 働き方」の本音調査


