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北米

2026.08.07 12:30

トランプがヘグセス国防長官との対立を強く否定、弾薬不足をめぐる疑惑の中

Kevin Dietsch/Getty Images

Kevin Dietsch/Getty Images

ドナルド・トランプ大統領は米国時間8月6日、イラン紛争による兵器不足疑惑をめぐってピート・ヘグセス国防長官と衝突したとする報道を受け、これを否定した。トランプはこうした主張を「反逆的」と呼び、ヘグセスには「非常に満足している」と強調した。ヘグセスはここ数カ月間、トランプと国民の双方に誤解を与えたとする批判の矢面に立たされている。

トランプ、「すべてが驚くほどうまくいっている」とヘグセスをかばう

トランプはトゥルース・ソーシャルへの投稿で、ヘグセス体制下では「すべてが驚くほどうまくいっている」と述べ、イラン紛争は「非常に順調に進んでいる」と主張した。また、ヘグセスは「軍内部で非常に高く評価されている」とも付け加えた。

トランプのこの発言は、6日にワシントン・ポストが報じた内容に対するものだ。同紙は、先週キャンプ・デービッドで行われた会議の席で、兵器不足の疑惑について情報を伝えていなかったとして大統領がヘグセスを非難したと報じていた。

ヘグセスへの不信は数カ月続き、議会も説明を追及

ヘグセスはここ数カ月間、イラン紛争の勃発前から大統領に誤った情報を与え、戦況について楽観的すぎる評価を下しているとの批判に直面してきた。ヘグセスはトランプや米国民に対してイランの兵器備蓄は枯渇したと説明していたが、実際にはイランは米軍への攻撃を継続し、7月には4人の米兵が死亡する事態となっている。

ヘグセスは、米国がイランのミサイルおよびドローン開発計画を破壊したと繰り返し述べてきた。しかしCNNの報道によると、今年4月時点の情報機関による評価では、イランのミサイル発射装置の半分以上が依然として無傷であることが判明している。

「つじつまが合わない」、公聴会でジリブランドが問い詰めた

民主党のカーステン・ギリブランド上院議員(ニューヨーク州選出)は、最近の予算公聴会でヘグセスに対し、イラン紛争に関するヘグセスの主張は「つじつまが合わない」と指摘した。米国がイランの核施設を標的とした攻撃を開始した2025年、ヘグセスはイランの核施設を「跡形もなく破壊した」と述べていた。それにもかかわらず、トランプは今年2月、イラン政府が核兵器取得まであと数週間のところまで迫っていると主張し、イランへの攻撃を正当化していた。

また、国防総省はこの紛争によって負傷した米兵の実際の人数を隠蔽していると非難されている。同省が一般向けデータベースにおいて、イラン紛争での一部の死傷者を「海外作戦」というカテゴリーに分類し直し、死傷者数を正確に把握できないようにしたことを受け、民主党の上院議員グループは6日、「国防長官が戦争の真の代償を隠すことを禁じる」ための法案を発表している。

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翻訳=江津拓哉

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