ドナルド・トランプ大統領は現地時間8月6日、米軍が弾薬不足に直面しているとの見方を否定し、この主張の出所である「情報漏洩者」を投獄すると述べた。大統領がイランへの新たな攻撃に消極的である理由として、兵器の枯渇が背景にあると複数のメディアが報じている中での発言だ。
トランプはトゥルース・ソーシャルでこの警告を発し、「米国には特定の種類の弾薬が大量にある」と主張した。「必要に応じて大量に製造され、米国に向けて出荷されている」と述べた上で、「このような反逆的な発言をした『情報漏洩者』が誰であるか現在調査中だ。長期の懲役刑が科されることになるだろう!」と付け加えた。
こうしたトランプの発言は、今週、複数のメディアが米国への兵器の供給が減少していると報じたことを受けてのものだ。
米陸軍の長距離ミサイル、「ほぼ使い尽くした」との報道
ロイター通信が米国時間8月4日に匿名の情報筋の話として報じたところによると、米陸軍は長距離ミサイルの備蓄の「ほぼすべて」を使い果たしたという。このミサイルは米国だけでなく、ロシアとの戦闘でそれを使用するウクライナなどの同盟国にとっても極めて重要な兵器だ。
ロイター通信によると、安全な距離から標的を攻撃できるこのミサイルが枯渇したことで、トランプは有人航空機による爆撃という選択肢を検討せざるを得ない状況に追い込まれている。
キャンプデービッドでヘグセスを追求、ホワイトハウスは全面否定
また、ワシントン・ポストが6日に2人の匿名情報筋の話として報じたところによると、トランプは先週キャンプ・デービッドで行われた会議の席で、ピート・ヘグセス国防長官が長距離ミサイルと迎撃ミサイルの不足について誤った情報を与えたとして彼を非難したという。
同紙によると、ヘグセスは兵器の不足を否定せず、この供給問題の責任と、トランプに情報が伝わっていなかったことの責任はスティーブン・ファインバーグ国防副長官にあるとして非難したとされる。
一方、ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は、トランプとヘグセスの間でそのようなやり取りがあったことを強く否定している。彼女はワシントン・ポストに対し、報じられた会話は「100%のフェイクニュース」であり、「決してそのようなことは起きていない」と述べた。「トランプ大統領はヘグセス長官に絶大な信頼を寄せている」
国防総省のショーン・パーネル報道官も同紙の取材に対し、「ヘグセス長官が弾薬の備蓄状況について誰かに誤解を与えた事実はないし、ファインバーグ副長官に責任を押し付けたこともない。備蓄の枯渇や内部での対立、イランに対する長官の立場といったこれらの主張は(中略)すべて作り話だ」と反論している。



