各所でささやかれる「米軍の弾薬不足」
ロイター通信が匿名の情報筋の話として伝えたところによると、米国は長距離ミサイルに加え、開戦以来、巡航ミサイル「トマホーク」の世界供給量の約半分を消費している。また、戦略国際問題研究所(CSIS)が7月に発表した報告書によると、今年2月から7月にかけて、米国は弾道ミサイル迎撃システム「パトリオット」のミサイルの約65%、終末高高度防衛ミサイル(THAAD)の38%を消費したという。ワシントン・ポストは以前、米国が戦闘開始からの数週間で陸軍の戦術弾道ミサイルを1300発以上、最初の1カ月でトマホークを850発以上、さらにパトリオットとTHAADのミサイルを合計で1000発以上使用したと報じていた。
トランプは大規模攻撃を撤回、ホルムズ海峡でイランが合意間近と繰り返す
トランプは先週末、イランに対する大規模攻撃の警告を撤回したが、こうした方針転換は今回の紛争を通じて繰り返されている。ここ数週間、彼は中東の米軍基地への攻撃や、イランがホルムズ海峡の支配権を放棄しようとしないことへの報復として、主要なエネルギー施設への攻撃を検討していると繰り返し述べていた。トランプは直近で計画していた攻撃を中止した理由として、戦争終結に向けた合意への進展があったためだと説明している。
複数のメディアによると、この方針転換は、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子がトランプに対し、紛争のエスカレートを避けるよう強く求めたことを受けてのものだという。イラン通信社(IRNA)の報道によると、イランは6日、オマーンとの間でホルムズ海峡再開に向けた合意に近づいていると発表した。一方のトランプも5日、合意成立に関する発表が「明日か明後日」にも行われる可能性があると述べ、記者団に対しては「大きな進展があった」と語っていた。


