スーパーカーが「没入型体験」に
マテルはこれまで、数多くの量産車やスーパーカー、そして独創的なカスタムカーを再現したダイキャスト製ミニカーを販売してきたが、これらは気軽に手で走らせて遊んだり、飾って楽しむことを目的としたものだった。
ブリックショップはそれらとは異なり、普通の自動車ファンがビルダーやデザイナーになる気分を味わえるように設計された製品だ。このトレンドは近年、ブロック玩具で有名なレゴ社が、自動車の組み立てセットにますます力を入れるようになり、さらには実物大のクルマをブロックで再現した作品をイベントや自動車ショーで披露するようになったことで拡大した。
しかしながらブリックショップは、ランボルギーニ ミウラの製品にも明確に現れている特徴によって、他社の製品との差別化を図っている。それはすなわち、レゴなどの製品が角張ったブロック組み合わせてそのクルマに似た形状を作り上げるのに対し、ブリックショップのシリーズでは対象となるクルマの曲線や印象的なディテールを忠実に再現していると、マテルの自動車・組み立てキット部門グローバル責任者であるテッド・ウーは語る。
「これは四角いブロックを組み合わせて作ったものではありません」と、ウーはブリックショップのミウラについて述べた。「砂時計のようにくびれた象徴的なボディの形状をはじめ、あらゆる曲線を再現しました。実際に可動するポップアップ式のヘッドライトや、入念に作り込まれた精密なV型12気筒エンジンも備えています」


