NEWS Forbes JAPAN MEMBERSHIP 新機能|
記事ページ内の広告表示を最小限にしました

サービス

2026.08.07 09:30

アドビ、70種超の全ツールを利用可能なChatGPT用プラグインを投入

maurice norbert - stock.adobe.com

maurice norbert - stock.adobe.com

アドビは米国時間2026年8月6日、「Adobe for ChatGPT」プラグインを公開した。同プラグインは、動画・画像・音声などの制作に対応する同社クリエイティブおよび生産性向上ツール全70種をまとめて利用できる。ゲストとして使い始めることも、アドビアカウントでログインし活用することも可能だ。

OpenAIのプロダクト責任者Vibhor Chhabraは声明で、「我々はChatGPTを、目の前のタスクに最適な機能とユーザーを結びつけるものにしようとしている」と述べた。また「各分野をリードするアドビ製クリエイティブ・生産性ツールは、人々が創造性を表現し、意思を伝え、生産性を高める手助けをしている」と続けた。

Photoshopや動画編集のPremiereなど70超ツール、@Adobeで呼び出す

新プラグインは、2025年12月に公開済みだった3本のChatGPT用アドビアプリを土台としている。写真編集の定番Photoshop、SNS投稿づくりに強いExpress、PDF作成ツールAcrobatだ。ここに動画編集Premiere、写真管理Lightroom、デザイン制作を担うIllustratorとInDesign、ストックフォトサービスAdobe Stockなど数十本を加え、1つに統合した。

今回の提携では、アドビが自社開発したAIサービス「Firefly」も直接使える。Fireflyは2023年に投入され、著作権面で安全なパブリックドメイン素材と、アドビが権利を持つストック画像を基盤とする。現在は単体アプリとして提供され、多くのアドビ製品にも組み込まれている。

各機能はChatGPT画面から直接呼び出せる。ただし、設定内にある「プラグイン」において「Adobe」を検索し追加しておく必要がある。利用の際は新しいチャットを開き、「@Adobe」と入力してメニューからアドビを選ぶ手順を踏む。ゲストとして使い始めることも、アドビアカウントでログインしてより深く活用することもできる。

写真の一括加工から、縦型動画や素材検索まで担う

アドビが示した利用例の1つが、写真のバッチ処理だ。チャットボットに希望する見た目を入力し、照明や色を調整し、要素を追加または削除し、画像のサイズ変更や拡張を行える。

横長で撮った動画を、YouTube ShortsやInstagram Reelsといった縦型プラットフォーム向けに作り替えることも可能だ。スポーツ中継からSNS投稿を素早く量産したい大手テレビ局など企業向けに、専門サービス各社が提供してきた機能である。

ChatGPTは、ユーザーが持つCreative Cloudのアセットライブラリ内で検索機能としても使える。スタイルやムードといった大まかな分類でもアセットを見つけられる。ユーザーは得られた出力をすべて取り込み、アドビのアプリ内で直接さらに調整できる。

次ページ > SlackとGeminiにも近日対応予定

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事