NEWS Forbes JAPAN MEMBERSHIP 新機能|
記事ページ内の広告表示を最小限にしました

リーダーシップ

2026.08.06 14:59

ミスから素早く立ち直るプロが使う5つのフレーズ

stock.adobe.com

stock.adobe.com

仕事においてミスは誰にでもある。優秀な働き手とそうでない人を分けるのは、問題が生じたときの対応だ。自己防衛に走ったり、責任を転嫁したり、ミスを隠したりしたくなる本能が働くかもしれない。しかし、それは最初のミスそのものよりも、自身の信頼性を大きく損なうだけである。素早くリカバーできるプロフェッショナルは、責任感や主体性、そして学びへの意欲を示す言葉を使う。以下に、仕事でのミスから迅速に立ち直るために役立つ5つの言葉を紹介する。

「今回の件については、私に全責任があります」

ミスから立ち直るための第一歩は、言い訳をせずに自分の非を認めることだ。これは成熟さと責任感の表れである。責任転嫁は問題解決を一歩も前に進めず、プロフェッショナルとしての姿勢も示せない。自らのミスを受け入れて認めることは、困難な状況にあっても信頼関係を築くことにつながる。自分が起こしたことに対して責任を負う姿勢を示すからだ。有害な職場環境では、他人に責任を押し付ける行為が常態化しやすい。Resume Nowが従業員1000人を対象に実施した職場の文化に関する調査レポートによると、61%が同僚に責任をなすりつけられた経験があると回答している。自らの行動に責任を持つことで、この悪循環を断ち切ろう。

ミスの要因となった背景を説明することは差し支えない。これは言い訳とは異なり、自身の意思決定の文脈を伝えるものだからだ。完璧であり続けることは不可能であり、誰もがミスをする人間であることを忘れてはならない。まともな企業やマネジャーであれば、その事実を理解しているはずだ。

「解決に向けて、すでにこのような対応をとりました」

仕事でミスを挽回する際の鍵は、現在の状況を口頭で報告することだ。すでに講じた対策に焦点を当てることで、解決志向のプロフェッショナルであることをアピールできる。これはマネジャーのストレスを軽減し、必要な行動を自発的に取れる信頼できる人物という評価につながる。問題が発生した際、指示される前に解決に動く姿勢を示し、主体性を発揮して解決策を提案することは、ミスをキャリアの成長機会へと変える。

「次回は、このようにやり方を変えます」

この言葉は、ミスからすでに学びを得たことを示す。自身の成長を示し、同じミスが繰り返されないという周囲の安心感を高めることができる。将来のミスを防ぐための具体策としては、チェックリストの作成、早い段階でのレビューの依頼、コミュニケーションの改善などが挙げられる。また、この話題を提示することで、会話の焦点を過去への執着から未来の展望へと切り替えることができる。

「アドバイスをいただけますか」

この言葉は、ミスを認め、提案する解決策を話し合った後に使うとよい。指導を仰ぐ姿勢を示すことで、学びのための対話を促すことができる。マネジャーに対して、その状況をどう捉えているか、自分ならどのように異なる対応をしたかを尋ねてみよう。あるいは、マネジャーも同じアプローチを取ったものの、外部要因が最終的な結果に影響を与えただけなのかもしれない。

この言葉を使うことで、議論は失敗の評価や自己防衛から、いかにしてスキルを向上させるかへと変化する。異なるアプローチを歓迎することは、前向きで心理的に安全な職場環境の重要な要素である。謙虚さを示し、マネジャーや同僚との関係を深めるきっかけとなる。

「フィードバックをいただき、ありがとうございます」

受け取ったフィードバックをプロフェッショナルとして受け入れることは、一度もミスをしないことよりも強い印象を残す。将来的に異なる対応をするための意見に対して、心を開き、感謝の念を持って耳を傾けよう。この言葉は自己防衛の姿勢を和らげ、高いエモーショナルインテリジェンス(感情的知性)を示す。有能なプロフェッショナルは、どうすればより良いパフォーマンスを発揮できるかを常に考えている。ミスを成長と指導の機会として活用することで、長期的にはより早い成長をもたらすだろう。

ミスにどう対応するかは、ミスそのものよりもキャリアに大きな影響を与える。マネジャーは完璧を期待することはできず、また期待すべきでもない。責任感やレジリエンス(回復力)、そして学ぶ意欲は、自己認識ができており、パフォーマンスの高い従業員の証である。自分のミスを認める従業員は、それを隠そうとする従業員よりも、結果としてより強固な信頼を得ることができる。

forbes.com 原文

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事