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キャリア

2026.08.06 10:33

憧れの企業に「知り合いが1人もいない」ときに取るべき9つのステップ

Adobe Stock

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「『マグニフィセント・セブン(M7)』のある企業への転職活動で行き詰まっている。自分のネットワークの中でその会社に勤めている唯一の2人に連絡を取ったが、1人からは『力になれなくて申し訳ない。そのプロジェクトに関わっている人を誰も知らない』と言われ、もう1人は紹介リンクを通じて私の代わりに履歴書を提出してくれたものの、該当のチームとは何のつながりもないという。ほかにどのようにネットワークを広げて入り込めばよいのだろうか。LinkedInで採用マネジャーと思われる人物とつながったが、チャットの面会リクエストには返信がない」

仕事探しにおいて、このコンテンツプロデューサーが自身のネットワークを活用しようとするのは賢明な判断だ。採用担当者がAIによる応募書類の山に追われる競争の激しい現在の市場において、社員による紹介(リファラル)は極めて重要である。しかし、知り合いが1人もいないことや、知り合いはいても紹介してもらえないこともあるだろう。憧れの企業にコネがなくても、諦める必要はない。試してみるべき9つの代替策を紹介する。

採用プロセス外のつながりも役に立つ

このコンテンツプロデューサーは採用マネジャーにアプローチしようとしたが、採用プロセスに直接関わっていない人物であっても力になってくれる。

1. 憧れの企業の競合他社

同業他社に勤める人々は、同じカンファレンスや業界団体の会合に出席しているため、互いを知っていることが多い。似たような経歴を持っていることが多く、趣味や母校が同じである可能性もある。憧れの企業に知り合いがいなくても、その競合他社に知り合いがいれば、紹介してもらえるかもしれない。さらに、その競合他社に自分が求職中であることを知ってもらうことで、そこから新たなチャンスが生まれる可能性もある。

2. 憧れの企業の元社員

元社員であれば、採用チームのメンバーと今でも良好な関係を保っており、紹介してくれたり、少なくとも相手がどのような人材を求めているかについて詳しく教えてくれたりする可能性がある。仮に、すでに連絡を取っていなかったり、採用チームと一度も一緒に働いたことがなかったりしても、そのチームが好む経歴や採用プロセスの進め方、その他の内部情報など、転職活動に役立つ知識を持ち合わせているかもしれない。最低でも、元社員は会社全体の情報(企業文化やワークライフバランス、実際の報酬体系など、現役社員が言いにくいこと)を包み隠さず教えてくれるはずだ。

3. 憧れの企業を熟知している業界の専門家

自身の専門分野に特化したリクルーターと情報交換のための面談を設定しよう。もし自分の領域をカバーしているジャーナリストやリサーチアナリスト、学者などを知っているなら、ランチに招待するとよい。また、メンターがすでに現役を引退していても、企業やネットワークとのつながりを失っているとは限らない。憧れの企業やその競合に属していなくても、業界に精通している専門家(紹介のハブになってくれる可能性のある人物を含む)を過小評価してはならない。

プライベートな人間関係が仕事のチャンスをもたらす

仕事探しにおいて、つながりを持つべき相手として仕事上の関係者を思い浮かべるのは自然なことだが、プライベートな人間関係も同等に強力な力を発揮する。誰がどのような人物や情報とつながっているかは、すべてを把握できるわけではないからだ。

4. 趣味の仲間

ランニングサークルの仲間がIT業界や「マグニフィセント・セブン」、あるいはまさにあなたが憧れる企業で働いているかもしれない。彼らはあなたを信頼できるランニングパートナーと見ているため、その信頼性は人生の他の側面にも当てはまると考え、あなたを推薦したり、役立つ情報を共有したりするだけの信頼を寄せてくれる。また、ランニングに対する熱心さは情熱を示すことにもなり、採用決定において重要な要素となる。

5. 共通のアイデンティティを持つグループのメンバー

大学時代に学生クラブ(フラタニティやソロリティなど)に所属していただろうか。兵役の経験はあるだろうか。あるいは、特定の宗教コミュニティに属しているだろうか。多くの人はこうした経験に強い帰属意識を持っており、同じグループのメンバーに対しては親近感を抱きやすく、信頼しやすい傾向がある。

6. 学校のつながり

母校は仕事上のコネクションを見つけるための格好の場所だ。同じ学位を取得した、同じ専攻だった、あるいは同じ指導教授に学んだといった同窓生は、より強い連帯感を抱いてくれる可能性が高いため、共通点が多いほど迅速に信頼関係を築くことができる。大学だけでなく、高校までの学校や、大学卒業後の学位取得を目的としない専門的な職業訓練のつながりも忘れてはならない。それらも立派なコネクションであり、深い関係をスタートさせるための「最初のきっかけ」になり得る。

直接の紹介が得られない場合

仕事とプライベートの両面で視野を広げていけば、それまで思いもしなかった手がかりが見つかるはずだ。それでも憧れの企業に知り合いが見つからない場合は、自力で仕事上のネットワークを構築していく必要がある。

7. 採用担当者ではなく、意思決定者に直接アプローチする

このコンテンツプロデューサーが、採用全般の担当者ではなく、希望するポジションの採用マネジャーになり得る人物をターゲットにしたのは賢明だ。採用担当者は一次選考やその後の面接を行い、最終決定をサポートすることはあるが、最も影響力を持つ意思決定者は、採用された人物と直接一緒に働く人々、とりわけ直属の上司となる人物である。つまり、マーケティング職を目指すのであれば、人事ではなくマーケティング部門の人物を探すべきなのだ。

8. 返信を躊躇する相手に、返信すべき「説得力のある理由」を提示する

シニアレベルの求職者は、シニアリーダーとの関係を構築する必要があるが、リーダーたちにはすべての人に返信する時間的・精神的な余裕はない。シニアリーダーは、求職者だけでなく、部下やクライアント、顧客、投資家、取締役会など、あらゆる方面から多くのアプローチを受けている。多忙な幹部から返信をもらいたいのであれば、自分と知り合うべき説得力のある理由を示すことだ。相手の企業について洞察に満ちた意見を述べたり、自分がそのポジションに就いた場合に貢献できる独自の提案を行ったりするとよい。

9. 多忙な相手が連絡を取りやすい方法を用意する

相手にアプローチし、やり取りに関心を示してもらえたら、相手が返信しやすい環境を整えよう。メールやLinkedInは頻繁にチェックすること。オンラインのカレンダーツールを導入し、相手が簡単に面談の予約を取れるようにしておくのも有効だ。柔軟な姿勢を保ち、相手のオンラインシステムやアシスタントのスケジュール調整に従う用意をしておこう。

forbes.com 原文

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