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リーダーシップ

2026.08.06 10:22

リーダーは「知っているつもり」の多くを忘れる必要がある

Adobe Stock

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これまで、コンサルタントや研究者は、組織が前例のない変化の時代に置かれていると警告してきた。この主張を裏付けるために、彼らは米軍から採用された頭字語「VUCA」(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)を頻繁に用いてきた。現在の状況がこれらすべての要素を備えていることに疑いを持つ者はほとんどいないだろうが、経営コンサルティングファームのアーサー・ディ・リトル(ADL)が発表したばかりの論文は、今日のリーダーが直面している課題を説明する上で、この概念だけでは不十分だと主張している。

ADLのブルーシフト・インスティテュートのグローバルディレクター、アルベール・メイジュは今週初めの電話取材で、VUCAは「今なおかなり有用」ではあるものの、いくつかの限界があると説明した。その一つは、世界を密接に関連し絡み合った構成要素としてではなく、4つの明確に分かれた次元として描いている点だ。また、「処方箋ではなく診断」にとどまっていること、さらに重要な盲点を抱えた不完全な地図であることも挙げた。特に、テクノロジーの急速な進展や、数多くの地政学的危機が重なり合っている状況への視点が不足しているという。

こうした限界に対処するため、メイジュと論文「The Great Unlearning: Yesterday's Thinking Can't Steer Tomorrow's Strategy(大いなるアンラーニング:昨日の思考では明日の戦略を導けない)」の共著者らは、リーダーが旧来の思考から離れ、「分断され、過負荷に陥り、固定化した世界」でレジリエンスを築くための3部構成のフレームワークを提案している。

このフレームワークは、リーダーが環境を理解する助けになるだけでなく、戦略を準備する助けにもなると主張したうえで、メイジュは、更新が必要なのはVUCA分析だけではないと付け加えた。競争理論やサプライチェーンへのアプローチなど、ビジネススクールで伝統的に教えられてきた概念の多くも、同様だという。

forbes.com 原文

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