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SMALL GIANTS

2026.08.06 17:45

福島第一原発事故の除染でも活躍 世界の労働環境を改善するフィルター技術で頂点|第10回スモール・ジャイアンツ アワード

グランプリを獲得した流機エンジニアリング代表の西村聡(写真=大星直輝)

グランプリを獲得した流機エンジニアリング代表の西村聡(写真=大星直輝)

Forbes JAPANは8月4日、優れた中小企業を表彰する「スモール・ジャイアンツ アワード」を、都内で開催した。全国から集まったファイナリスト7社によるプレゼンテーションと審査が行われ、フィルター技術を用いた環境課題解決に取り組む流機エンジニアリング(東京都・港区)がグランプリに輝いた。

スモール・ジャイアンツ アワードは、創業10年以上、売上高200億円未満、従業員数500人以下の企業を対象に、規模は小さくても独自の技術やアイデアで高い付加価値を生み出す中小企業を発掘・表彰するプロジェクトだ。全国の中小企業にネットワークを持つアドバイザーボードから候補企業の推薦を募り、事前の審査会を経てファイナリストを選出。アワード当日にグランプリと部門賞を決定する。

前回のグランプリは、鶏卵生産装置の開発・製造を手がけるナベル(京都市)。同社は、国内シェアはトップ、世界シェアは第2位を誇るが、さらなる飛躍に向け、米国での本格展開に挑んでいる。また、2021年にグランプリを獲得した、オキサイド(半導体製造や検査工程で利用される単結晶材料などの開発・製造を手がける)は、同年2月期に約35億円だった売り上げを、26年2月期に100億円に伸ばすなど、成長をとげている。

福島第一原発事故でも採用

今回のスモール・ジャイアンツ アワードでは、みずほ銀行や野村證券、デロイトトーマツ、パートナー自治体など19組のアドバイザリーボードが候補企業を推薦。全国98社から、事前の審査会を経てアワードに出場するファイナリスト7社が選出された。

アワードの審査基準は、「グローバル市場の開拓」「地域への貢献」「稼ぎ続ける力」の3点。審査員は、内田研一(SMALL GIANTS AWARD Executive Producer)、入山章栄(早稲田大学ビジネススクール教授)、山井太(スノーピーク代表取締役会長執行役員 CEO 兼 CCO)、赤羽優子(ティ・ディ・シー代表取締役社長)、朝霧重治(協同商事 代表取締役社長)、藤吉雅春(Forbes JAPAN編集長)の6名が務めた。

各社5分間のプレゼンを行い、創業からの歩みや技術優位性、海外市場での挑戦、経営危機からの再生などを語った。

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文=露原直人 撮影=大星直輝

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