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ヘルスケア

2026.08.05 09:00

乳幼児向け食品の8割は「超加工食品」、米研究 食生活は脳の発達にも影響

Adobe Stock

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米国栄養学会の年次総会で発表された新たな研究によると、食料品店で販売されている乳幼児向け食品の8割が超加工食品であることが明らかになった。

米テキサス州の21の食料品店で販売されている約2800種の製品を調査した結果、生後6~36カ月の乳幼児向け食品の81%が「超加工食品」だった。さらに、調査対象となった食品のほぼ半数が、世界保健機関(WHO)が定めた栄養基準のうち少なくとも1つを満たしていなかった。

超加工食品とは

超加工食品とは、大規模な工業的製造工程を経た製品で、通常、家庭の台所では見られない原材料が含まれている。これには、保存料、添加物、乳化剤、添加された糖分やナトリウムなどが含まれる。代表的な例としては、フルーツスナック、ビスケット、加糖シリアル、スナックバー、フレーバーヨーグルトなどが挙げられる。こうした食品の多くは安価で嗜好(しこう)性が高く、常温保存が可能になるように作られている。

超加工食品が子どもの脳の発達や行動に与える影響

生後数年間は、脳の発達にとって最も重要な時期だ。この時期に脳は大きくなり、脳細胞が発達し、細胞間のつながりが形成される。こうした発達は、将来の学習、言語、問題解決、記憶、社会性といった能力の基盤となる。脳細胞の形成と結合を促進するために、タンパク質、鉄分、亜鉛、ビタミン、食物繊維が不可欠だ。

超加工食品を多く含む食事は、脳の発達に必要な栄養素を含む果物や野菜、良質な脂肪、全粒穀物といった、より栄養価の高い食品の摂取を妨げる可能性がある。これらの栄養素が不足すると、脳の発達が阻害される恐れがある。

幼児期には通常、生涯にわたる食習慣が確立される。過去の研究では、幼児期に選ぶ食品が味覚に作用し、食習慣が定着し、その後の人生の食生活にも影響を及ぼすことが示された。超加工食品に含まれるような強い甘味に頻繁にさらされると、子どもの味覚が変化し、最終的には果物や野菜といった健康的な食品への関心が薄れてしまうこともある。こうした食習慣は幼少期に形成されるため、後になって変えるのは難しい。

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翻訳・編集=安藤清香

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