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2015.11.21 12:45

ポルトガルの楽園を発見:ヴィラ・ヴィータ・パルク

Image courtesy Vila Vita Parc

Image courtesy Vila Vita Parc

うっとりするようなビーチとドラマチックな赤い崖……。アルガルベ海岸は、一度は訪ねてみたいリゾートの筆頭だ。残念なのは、ポルトガル南部のこの地域に建ち並ぶさえないホテルやアパートが、海沿いのせっかくの景観を台無しにしていること。
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もっとも、行くべき場所さえ知っていれば、アルガルベは楽園となる。その秘密のサンクチュアリは、ポルトガルはポルシェの崖に造られた、外界から隔絶された海辺の隠れ家、ヴィラ・ヴィータ・パルク。54エーカーもの豊かな敷地を、ムーア風の白漆喰の建物が彩り、8つのプール、9つのレストラン、崖の上のゴルフ場、絶景が続く岬の散歩道など、美しい海岸線を満喫できるスポットがふんだんに用意されたこの豪華なオアシスは、ぜひとも訪ねてみたいリゾートだ。今すぐ都会を抜け出すべき理由は、以下のとおり。

バルコニーの悦楽 すべての部屋が、見飽きることのない眺めを楽しめるバルコニーに面している。3年がかりで改装された、170室に及ぶ贅を凝らした部屋は、現代ポルトガルのインテリアに一新され、艶やかなクッションから幾何学模様のラグ、手描きの陶器、シャワールームの手の込んだタイルに至るまで、アルガルベを象徴するブルーと白と赤土の色でコーディネートされている。メゾネットのタウンハウス・スイートに泊まれば、1階も2階も、バルコニーから素晴らしい海の景色を望むことができる。

贅を極めた庭 敷地全体が大西洋に面していることを別にしても、ここはまさに地上の楽園だ。池には白鳥が遊び、庭園には椰子の木がそよぎ、噴水は滝のようで、エメラルドグリーンの芝に覆われた小高い場所にはソファが置かれている。このすべてが、ポルトガルの伝統的タイルを敷き詰めた数マイルに及ぶ小径沿いにあしらわれているのだ。崖の上の散歩道を選べば、海岸線のパノラマを眼下に望んでから、海辺の砂浜を踏みしめることができる。
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大人のリラックス・タイム 子供は素晴らしい存在だが、大人がゆっくり休みたいと思っているのに子供達は遊びたがっているとなると、話は別だ。敷地が広大なこのホテルには、大人のための深いプールやプール・バー、スイングベッド、子供抜きでアルガルベの眺めを楽しめるレストラン、パラソルの下でまったりできる無数のスポットなどが揃っており、大人しか泊まることのできない寝室も用意されている。

美食家も満足 ヴィラ・ヴィータ・パルクは1,700エーカーの有機農園とブドウ園を近隣に所有しており、そこでワイン、オリーブオイル、野菜などを作っている。もちろんワインセラーも充実していて、地下26フィートの場所に1万1,000本のワインを貯蔵。ポルトガル料理の神髄を味わいたい向きには、アルガルベ海岸で獲れたばかりのスズキが味わえるアデガがお薦めだ。

編集 = Forbes JAPAN 編集部

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