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AI

2026.08.06 16:00

SNSより危険な「AI依存症」、毎日使うと「うつ」リスク30%上昇か

stock.adobe.com

AI依存症とソーシャルメディア依存症

では、AI依存やAI依存症は、インターネット依存症やソーシャルメディア依存症の最新版にすぎないのだろうか。研究者はますます「そうではない」と見るようになっている。心理的メカニズムは、意味のある形で異なっているようだ。ソーシャルメディアの害は、社会的比較を通じて作用しやすい。「いいね」、フォロワー、リポストの目に見える数字が、ユーザーに他者との比較を促す。これが精神科医のいう、うつ、不安、低い自己価値感といった「内在化」症状を助長する。

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これに対し、AIチャットボットは比較を促すのではない。関係性を促す。エスターゴー博士は、ソーシャルメディアが主に内在化症状に寄与するのに対し、AIチャットボットは、ユーザーの発言を何でも正当化し肯定する傾向によって、妄想や躁状態のような「精神的影響」により強く寄与するように見えると論じている。まれではあるが憂慮すべき症例として、臨床医は、チャットボットへの感情的依存が高まった後に固定した妄想的信念を抱くようになった患者を報告している。

『Journal of Behavioral Addictions』に掲載されたある症例では、若い女性が、夫がAIシステムを通じて密かに自分と通信しているという信念を含む妄想性精神病を発症したことが記述されている。著者である精神科医タマーシュ・トロイエル博士とアッティラ・インツェ博士は、「持続的なアルゴリズムによる注意、睡眠障害、社会的引きこもり、認知的強化ループ、愛着欲求の置き換え」などのメカニズムが、チャットボット依存が精神病的な脆弱性とどのように相互作用し得るかを説明する可能性があると提案した。

もう1つの重要な違いは、愛着そのものの性質である。心理学者は「テクノ感情的投影」と呼ばれる現象を説明している。これは、感情的に脆弱なユーザーが、反応してくれるように感じられるものの真に意識を持つわけではないAIシステムに、自らの関係欲求を投影する現象だ。

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AI依存症:愛着への欲求

ノッティンガム大学の研究者は、AI愛着尺度を開発して妥当性を検証し、擬人化、すなわちチャットボットに人間的性質を帰属させる傾向が、AIへの感情的愛着を予測する単一の最も強い因子であることを明らかにした。不安型愛着スタイルを持つ人は、こうした結びつきを形成しやすく、回避型愛着スタイルを持つ人はそれほどではなかった。

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