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2026.08.05 10:30

激変するGoogle Workspace、Gemini Sparkがもたらす「自律型AIとのコラボレーション」

Google Cloud Google Workspace プロダクト担当 バイス プレジデントのユリー・クォン・キム氏

本件について、グーグルから公式発表はないが、キム氏は今後のプライシングモデルについて自身の見解を次のように述べた。

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「市場の状況やお客様の使い方を見極めながら、料金体系については常に最適な在り方を検討していくことになります。ただし、企業のお客様にとって、Google Workspaceにかかる費用が予測可能であることが大事だとも理解しています。Google Workspaceはこれまでにも、サードパーティのコスト上昇によって突然料金が跳ね上がったことはなく、グーグルが一元管理することで安定した定額モデルを提供してきました。もちろん、今後はAIの機能や使い方がより高度化・多角化していく中で、お客様の利用パターンに合わせた支払い条件や異なるプランを導入する可能性はあります」

現在のGoogle Workspaceはユーザー単位の定額制サブスクリプションを基本とし、Geminiの主要なAI機能を各プランに組み込んでいる。そのうえで、より高い利用上限や高度なAI機能を必要とする組織向けに、「AI Expanded Access(AI拡張アクセス)」と呼ばれる有料アドオンも提供している。「今後もユーザーのニーズの変化に応じた柔軟な課金体系のあり方を模索していきたい」とキム氏は答えている。

Geminiを活用したGoogle Meetの「ライブ翻訳」は2026年後半に提供を予定する。ステージでは日本語を使ったデモも行われた。日本語、英語など70以上の言語に対応し、2000を超える言語の組み合わせで会話できるようになる
Geminiを活用したGoogle Meetの「ライブ翻訳」は2026年後半に提供を予定する。ステージでは日本語を使ったデモも行われた。日本語、英語など70以上の言語に対応し、2000を超える言語の組み合わせで会話できるようになる

競合に対するGoogle Workspaceの強みとは

昨今は大手企業やスタートアップから、生成AIを活用するオールインワン型のワークスペースツールの数々がリリースされている。このような市場環境において、Google Workspaceが持ち続ける本質的な優位性はどこにあるのだろうか。

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キム氏は「DeepMindの技術力」「リアルタイム・コラボレーション」、そして「エンタープライズグレードのセキュリティ」の3点をキーワードに挙げた。

特にコラボレーションの観点について、キム氏は「世の中の多くのAIツールは『1人の個人』が使うことを前提に設計されています。しかし企業におけるリアルなニーズは、人と人によるコラボレーションに関わるものが少なくない」と指摘する。

Google Workspaceは誕生以来、リアルタイムな共同編集を核として発展してきた。AIエージェントが普及した現在においてもユーザー同士が、また人間と複数のAIエージェントが、同じプロジェクト上で文脈を共有しながらリアルタイムに協働できる環境を実現できていることが、他社の追随を許さない強みになる。

次ページ > AIが人間らしさや創造性を引き出す

編集=安井克至

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