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キャリア

2026.08.07 08:15

中途採用でもクールビズ容認8割 それでもTシャツだけを半数が拒む理由

stock.adobe.com

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真夏の面接、上着は脱いでいいのか、ネクタイは締めるべきか。判断がつかないまま、猛暑のなかをジャケットを腕にかけて向かった経験のある人もいるだろう。実際、企業側は選考の場の服装をどう見ているのだろうか。

人材サービスのマイナビが、全国の中途採用担当者829人を対象に実施した調査から、その受け止め方が見えてきた。

企業の8割は軽装を認めている

夏場の中途採用選考でクールビズは受け入れられると思うかを尋ねると、受け入れられると答えた企業は79.9%にのぼった。

ところが、選考時の服装を実際にどうしているかを聞くと、指定をしている企業は51.4%と半数にとどまり、残る半数には規定がない。その規定のない企業では、応募者が「軽装で参加することが多い」(28.1%)と「フォーマルな服装で参加することが多い」(20.5%)がほぼ拮抗しており、2つに割れている。

企業の希望が伝えられていなければ、何を着るかの判断は応募者に委ねられる。同じ夏の面接で服装が分かれているのは、その判断が人によって違う方向に振れた結果なのかもしれない。

Tシャツだけが越えられない線

企業はどこまでの軽装なら受け入れられるのだろうか。具体的な服装ごとに聞くと、「半袖シャツ(ワイシャツ・ブラウス)」(83.7%)、「ジャケットなし」(82.1%)、「ノーネクタイ」(79.6%)と並び、上着やネクタイを省くことにはほとんど抵抗がないようだ。

数字が動くのはその先で、「ポロシャツ」(63.7%)、「スニーカー」(54.2%)と下がり、「Tシャツ」は46.4%まで落ちる。今回聞いた服装のうちTシャツだけは受け入れられないと答えた企業が47.9%と容認を上回り、唯一評価が逆転した。

何かを省くことは認められても、ビジネスの装いから外れて見えるものには線が引かれているように見える。

次ページ > 業種で異なる線の引き方

文=池田美樹

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