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AI

2026.08.06 08:15

20代の4割超がハマるAIいいなり投資 85パーセントが損失を経験

stock.adobe.com

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NISAの登場により投資のハードルが下がり、誰もが気軽に投資するようになった。専門家は、よくよく勉強しなければ失敗すると常日ごろ警告を発しているのだが、それが耳に入らない投資家も多い。とくに若い人たちはAIこそ最高の投資の先生と信じているようだ。それで、はたして利益は出ているのか。

首都圏で不動産業を展開するプロパティエージェントは、賞与を受け取った経験があり、現在投資を行っている会社員、会社役員、公務員、経営者545人を対象に、「投資へのAI活用の実態調査」を実施した。それによると、賞与を投資に使う人の割合が全体で77.2パーセントと高いのだが、とくに20代の男女は90パーセントを超えている。

気になるのは、勉強をせずに投資に手を出してしまう人たちだ。プロパティエージェントが2025年に実施した調査では、投資経験者の約8割が「とりあえず・なんとなく」始めて、6割が損失や後悔を経験していた。こうしたお気楽な投資家が、今年はAIという強力な先生を味方に付けた。しかし、やはりお気楽な投資は成功しないことが調査によって明らかになった。

投資判断で参考にした情報源を聞くと、全体では証券会社などの専門家が40.4パーセントでもっとも多く、AIは32.8パーセントで5位と、それほど高くない。ところが、20代に絞るとAIが46.8パーセントとなり、専門家を抜いてトップになった。

また、投資判断でAIを参考にすると答えた人は、投資金額によらず9割以上がAIの回答を参考にしていた。しかも、銘柄・物件の選定、売買タイミングなどの判断をAIに言われるままに行っている人がほとんどだ。AIの回答をそのまま採用したことがないという慎重な人は8.9パーセントに留まった。こうしたAIに依存したお気楽な投資活動を、プロパティエージェントは「AIのいいなり投資」と呼んでいる。

次ページ > AI任せのお気軽投資では損をするだけ。

文 = 金井哲夫

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