マイクロソフト、Azureの成長と受注残高で予想を上回る
直近の四半期において、マイクロソフトはメタを上回る業績を収めた。売上高を伸ばし、利益の市場予想を上回り、予想以上の成長とキャッシュフローを見込んだ。
マイクロソフトのリリースによると、2026年6月期第4四半期は、前年同期比18%増の売上高900億ドル(約14.13兆円)で終えた。調整後1株当たり利益(EPS)は4.74ドルとコンセンサスを50セント上回った。Azureは43%の成長を記録して年間売上高が1000億ドル(約16兆円)を突破、受注残は84%増の6780億ドル(約106.45兆円)に達し、フリーキャッシュフローは23%減ったものの196億ドル(約3.08兆円)を確保した。
次の四半期もAzure45%成長を見込み、設備投資は続く
当四半期のガイダンスは市場予想を上回った。CNBCの報道によると、最高財務責任者(CFO)のエイミー・フッドは、2027年6月期第1四半期(Q1)の売上高予測についてレンジ形式の予測を提示した。その中間値である904億ドル(約14.19兆円)は市場予想を7億4000万ドル(約1162億円)上回水準を示した。Q1のAzureの成長目標である45%はコンセンサスを4ポイント上回る。
マイクロソフトは会計上の前提を変更することで、2026年(暦年)の設備投資額(Capex)を8%減の1750億ドル(約27.48兆円)に引き下げた。CNBCによると、次四半期の設備投資額は500億ドル(約7.85兆円)を上回る水準を維持し、フッドCFOは2027年6月期もフリーキャッシュフローの黒字を維持する見通しだと述べた。
メタは28%増収、しかし総費用が55%膨らみ利益率が下がった
メタは売上高で市場予想を上回ったものの、その他の分野では及ばなかった。CNBCによると、具体的にはメタの売上高は28%増の608億ドル(約9.55兆円)となったが、1株当たり利益は6.18ドルと市場予想を1.02ドル下回り、営業利益率は12ポイント低下して31%となった。フリーキャッシュフローは81%減の7億8400万ドル(約1231億円)に落ち込んだ。
第3四半期の売上見通しは市場予想を下回り、総費用は増える
メタはガイダンスでも失望を誘った。フェイスブックの親会社である同社は、第3四半期の売上高を610億〜640億ドル(約9.58〜10.48兆円)と見込む。中央値は625億ドル(約9.81兆円)で、市場予想の631億5000万ドル(約9.91兆円)を6億5000万ドル(約1021億円)下回る。
2026年の通期のの総費用は、下限を30億ドル(約4710億円)引き上げて1650億〜1690億ドル(約25.9〜26.53兆円)とした。
設備投資も下限を1250億ドル(約19.63兆円)から1300億ドル(約20.41兆円)へ切り上げ、1300億〜1450億ドル(約20.41〜22.77兆億円)と見込む。同社のリリースによると、CFOのスーザン・リは2027年の設備投資額について具体的な数値を明かすことを拒んだ。


